グジャラート州
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- グジャラート州
- Gujarat
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公用語 ヒンディー語
グジャラート語州都 ガンディーナガル(Gandhinagar) 面積 196,024 km² 人口
- 総計(2001年)
- 人口密度
50,596,992 人
258 人/km²識字率(2001年) 69.97% -
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グジャラート州 गुजरात ગુજરાતは、インド北西部の地方で、インドの連邦構成州。
グジャラートの地名は、この地方の歴史的名称で、「グルジャラ族の地」という意味である。地図上では、アラビア海に突き出たサウラシュートラ半島(カーティヤワール半島)とその付け根部分にあたり、半島状のインド亜大陸の北西の付け根でもある。真南から真西を海に囲まれたグジャラート州の北はラージャスターン州、東はマディヤ・プラデーシュ州、東南はマハーラーシュトラ州で、北西は国境をまたいでパキスタン領のシンド州である。面積196,024 km²、人口は5059万6992人(2001年)で、州都はガンディーナガル。そのほか、アフマダーバード、ヴァドーダラなどの都市がある。
グジャラート地方は、古来から西アジアとの重要な交易地であって、インダス文明の港湾都市とされるロータルや近年発見されたドーラビーラなどが栄え、しばしば北インドやデカン地方の諸王朝の間で係争地になった。1世紀には、サカ族とサータヴァーハナ朝、8世紀から9世紀には、北インドを支配したプラティハーラ朝とデカン地方を支配したラーシュトラクータ朝がその領有をめぐって争った。13世紀にはデリー・スルタン朝(ハルジー朝)のもとでムスリム(イスラム教徒)がグジャラートを征服、14世紀からアフマド・シャーヒー朝がデリーから自立して栄えたが、16世紀にムガル帝国に併合された。
近代には、インド独立の父マハートマー・ガーンディーがこの地方で生まれた。英語圏の東アフリカ、米英に移民として出たものも多く、これら地域のインド人はグジャラート出身者あるいはその子孫である場合が大半である。
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