サクラプレジデント

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サクラプレジデント
性別	牡
毛色	鹿毛
品種	サラブレッド
生誕	2000年 4月11日
死没	（現役種牡馬）
父	サンデーサイレンス
母	セダンフォーエバー
生産	谷岡牧場
生国	日本（北海道静内町）
馬主	（株）さくらコマース
調教師	小島太（美浦）
競走成績	12戦4勝
獲得賞金	2億8626万5000円
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サクラプレジデントは、日本の競走馬。主な勝鞍は中山記念(GII)、札幌記念(GII)、札幌2歳ステークス(GIII)。母セダンフォーエバーは1988年の東京優駿優勝馬サクラチヨノオー、種牡馬として活躍したサクラトウコウの全妹であり、1988年の朝日杯3歳ステークス優勝馬サクラホクトオーの半妹である。

[編集] 戦績

デビューは2002年の8月。札幌競馬場の芝1200mの新馬戦に出走し、見事にデビュー戦を勝利で飾った。続く札幌2歳ステークスにて重賞初制覇を達成する。

次走は引き続き鞍上・田中勝春で朝日杯フューチュリティステークスへ直行し、一番人気に支持された。ところがスタート直後に飛び跳ねてしまい、大きく出遅れた。直線では内から鋭く伸び追い上げたが、直線粘るエイシンチャンプにクビ差まで迫った所がゴールで2着に敗れた。勝ちタイムの1分33秒5はグラスワンダーの記録したレースレコードを当時更新したものであった。

年が明けて2003年の初戦はスプリングステークス。田中勝春が騎乗停止になったため武幸四郎を鞍上に迎えての出走となった。このレースにはきさらぎ賞優勝馬のネオユニヴァースが出走しており、サクラプレジデントは一番人気に支持されたが、後方から伸びを見せたネオユニヴァースの2着となる。そして次走鞍上は田中勝春に戻り皐月賞を迎えることになり、今度はネオユニヴァースに続く僅差の二番人気での出走となった。道中は中団外めを進み直線で外から鋭い脚で伸びてきたが、内を回って抜けてきたネオユニヴァースとの併せ馬の形で二頭で他馬を突き放したが、最後はネオユニヴァースの鞍上・ミルコ・デムーロと田中勝春の激しい叩き合いの末に僅かアタマ差で敗れて皐月賞の戴冠を逃した。そして東京優駿（日本ダービー）へ駒を進めるが、スタート後から掛かりっぱなしで7着に敗れてしまった。

夏に札幌記念への出走が決まり古馬に挑むことになった。ここで名手・武豊を鞍上に迎えることになる。レースでは折り合いがつき、後方から進み上がり3ハロン33秒7の末脚でエアエミネムを差し切り勝利した。

続く秋初戦には神戸新聞杯に出走することになったが、このレースにはネオユニヴァース、サクラプレジデント、ゼンノロブロイ、ザッツザプレンティ、リンカーンといった春の実績馬が集まった。道中サクラプレジデントは後方を進み、第4コーナー手前で一気に外から捲くり先頭に立つ大胆な競馬をたが、直線半ばでゼンノロブロイに交わされてしまい2着に敗れた。当初陣営は天皇賞（秋）を予定していたが、神戸新聞杯の雪辱を誓い菊花賞への出走を決断する。しかし長距離特有のスローペースに掛かってしまい、直線では内にもたれてまともに追えないなどちぐはぐな競馬になってしまい9着に敗れる。次走ジャパンカップでは重馬場で前残りの展開の中、後方のまま14着と惨敗する。

そして休養を経て年が明けて2004年。初戦は中山記念へ出走し、直線で鋭く伸び1分44秒9のレコードタイムで2馬身半差をつけて重賞3勝目を挙げ、復活劇を飾った。中山記念の後は安田記念を目標にしていたが長期休養に入り（休養の理由は不明）、次走は天皇賞（秋）に出走する。このレースで14着と敗れた後、左前浅屈腱炎を発症し引退した。現在はレックススタッドに種牡馬として繋養中である。

[編集] 血統表

サクラプレジデントの血統
父 *サンデーサイレンス Sunday Silence　1986 青鹿毛　アメリカ	Halo　1969 黒鹿毛　アメリカ	Hail to Reason　1958 黒鹿毛	Turn-to
			Nothirdchance
		Cosmah　1953 鹿毛	Cosmic Bomb
			Almahmoud
	Wishing Well　1975 鹿毛　アメリカ	Understanding　1963 栗毛	Promised Land
			Pretty Ways
		Mountain Flower　1964 鹿毛	Montparnasse
			Edel Weiss
母セダンフォーエバー 1987年鹿毛	マルゼンスキー 1974 鹿毛	Nijinsky 1967 鹿毛	Northern Dancer
			Flaming Page
		シル 1970　鹿毛	Buckpasser
			Quill
	サクラセダン 1972 鹿毛	セダン 1955 鹿毛	Prince Bio
			Staffa
		スワンズウッドグローヴ 1960 黒鹿毛	Grey Sovereign
			Fakhry