ジョン・サール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョン・サール(John Rogers Searle 1932年7月31日- )は言語哲学および心の哲学を専門とする哲学者。カリフォルニア大学バークレー校教授。
アメリカのコロラド州に生まれる。ウィスコンシン大学に入学する。オックスフォード大学講師を経て、1967年にカルフォルニア大学教授に就任。ニクソン大統領時代には大学問題大統領特別顧問としても活動した。
人工知能批判で知られ、チューリングテストに対する反論として中国語の部屋という思考実験を提案した。また、言語表現が間接的に果たす遂行的機能(間接発話行為)の研究を行った。
[編集] 邦訳著書
- 『言語行為――言語哲学への試論』(勁草書房, 1986年)
- 『心・脳・科学』(岩波書店, 1993年)
- 『志向性――心の哲学』(誠信書房, 1997年)
- 『マインド――心の哲学』(朝日出版社, 2006年)
[編集] 未邦訳著書
- 心の再発見 (The Rediscovery of the Mind 1992)
- 意識の謎 (The Mystery of Consiousness 1997)
心の哲学のトピックス | |
---|---|
概念 | 意識 - クオリア - 心身問題 - ハード・プロブレム - 付随性 - 因果的閉鎖性 - 自由意志 - 素朴心理学 - 消去主義 |
現行モデル | 同一説- 機能主義 - 相互作用説 - 随伴現象説 - 並行説 |
古典的モデル | 唯物論 - 唯心論 - 汎心論 - 機械論 - 生気論 - 一元論 - 二元論 - 多元論 - モナドロジー |
思考実験 | チューリング・テスト - 中国語の部屋 - 哲学的ゾンビ - スワンプマン - 水槽の脳 - マリーの部屋 |
人物(日本国外) | デイヴィッド・チャーマーズ - ジョン・サール - ダニエル・デネット - フランシス・クリック&クリストフ・コッホ -ジェラルド・イーデルマン&ジュリオ・トノーニ |
人物(日本) | 信原幸弘 - 柴田正良 - 河野哲也 - 西脇与作 / 前野隆司 - 茂木健一郎 - 郡司ペギオ幸夫 |
関連項目 | 理論物理学 - 脳 - 神経科学 - 認知科学 - 心理学 - 進化心理学 - 現象学 |
この「ジョン・サール」は、哲学に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正して下さる協力者を求めています。(ウィキポータル 哲学) |
カテゴリ: アメリカ合衆国の哲学者 | 言語哲学 | 心の哲学 | 1932年生 | 哲学関連のスタブ項目