スターライト釧路号
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スターライト釧路号(すたーらいとくしろごう)は、阿寒バス、くしろバス、北海道中央バスが共同運行する都市間バス。
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[編集] 沿革
- 1987年8月6日 - 北海道中央バスが釧路ターミナルを設置し、1社で夜行便のみで路線開設。
- 1987年10月4日 - 3列独立シート車を導入。
- 1992年7月11日 - 阿寒バス、くしろバス参入。昼行便の運行を開始。運行経路を国道274号・日勝峠経由に変更。運賃を200円値下げ。
- 1995年12月1日 - 釧路の発着場所をフィッシャーマンズワーフMOOバスターミナルに変更。北海道中央バス釧路ターミナル廃止。
- 1996年7月20日 - 運行経路を道東自動車道池田IC~十勝清水IC経由に変更、所要時間を30分短縮。
- 2005年7月21日 - パークアンドライド開始に伴い終点をくしろバス本社まで延長。
[編集] 概要
北海道中央バスが参入した初の夜行都市間バス。朝起きると目的地へ着くというフレーズで人気を博し、週末には増発便が数便に渡って運行されるなど、北都交通のオーロラ号と並んで北海道における夜行バスの先駆けとなった。1992年に地元の阿寒バスとくしろバスも参入し、昼行便の運行も開始した。最盛期は夜行を含めて4往復運行していたが、競合するJR北海道の特急「おおぞら」が全列車「スーパーおおぞら」に変更されたのに伴い、昼夜1往復ずつの運行体制となった。
[編集] 運行経路
昼行便
- 札幌市 - (道央自動車道 札幌南IC - 千歳恵庭JCT) - (道東自動車道 千歳恵庭JCT - 夕張IC) - (日勝峠) - (十勝清水IC - 池田IC) - 釧路市 - 白糠郡白糠町 - 釧路市
夜行便
4月1日~11月30日(夏期)
- 札幌市 - (日勝峠) - (道東自動車道 十勝清水IC - 池田IC) - 釧路市 - 白糠郡白糠町 - 釧路市
12月1日~3月31日(冬期)
※昼行便・夏期夜行便は、日勝峠が通行止の際は冬期夜行便の経路で運行する。
[編集] 停留所
●:降車のみ -:停車せず |
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札幌駅前ターミナル | 北2条西3丁目 | 時計台前 | 札幌ターミナル | 南郷18丁目駅 | 地下鉄大谷地駅 | 音別駅前 | 白糠駅前 | 大楽毛駅前 | 鳥取分岐 | 鳥取大通2丁目 | 釧路駅前 | 釧路MOOバスターミナル | くしろバス前 | |||
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札幌→釧路 |
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札幌←釧路 |
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夜行便 | 夏期 |
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冬期 |
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[編集] 運行本数
- 2往復(昼行便1往復、夜行便1往復)
[編集] 所要時間
- 札幌ターミナル - くしろバス前間 昼行便6時間40分、夜行便6時間55分
[編集] 使用車両
- 28~30人乗り 3列独立シート(一部車両、後部4列)
[編集] その他
- 昼行便は清水ドライブインにて約15分間の休憩があり、乗車券の半券提示で割引サービスが受けられる。
- 予約制(全席指定)。バス会社窓口、発車オ~ライネット、コンビニ設置のマルチメディア端末、主な旅行会社で受け付ける。バス会社窓口、主な旅行会社で予約の場合は希望の座席を指定できる。
- 夜行便は男性が前方席、女性が後方席に分けられる。
- 3社共同運行となってからは4往復の運行で、夜行便は最低3台で内1台は女性専用車両で運行していた。現在は夜行便は女性専用車両を廃止して基本1台運行となっている。
- 2005年7月21日より起終点をくしろバス前(くしろバス本社)まで延伸し、パーク&ライドを開始した。
- 2006年7月21日より新たに学割運賃を設定した。
[編集] 外部リンク
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