釧路駅
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釧路駅(くしろえき)は、北海道釧路市北大通14丁目5にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線の駅。釧路市の中心駅でJR北海道釧路支社が置かれている。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
- 3面5線の地上駅。特急スーパーおおぞらは主に1番のりば発着となっている。但し、「まりも」は1番のりばがスーパーおおぞら11号の到着ホームの為、主に2番のりばからの発車となる。
- 1~3番のりばにはエスカレータが設置されている。
- 自動改札機設置。
- みどりの窓口(営業時間は5:30~23:00)、ツインクルプラザ釧路支店(営業時間は10:00~18:00)、駅レンタカーあり。
- 駅ビルの大半はJR北海道釧路支社関係の施設で、駅施設は地上1階のみ。また2・3階の一部は貸しフロアになっており、YAMAHA音楽教室等が入居している。地階には釧路ステーションデパートがあったが、2004年6月に閉鎖された。
[編集] 駅周辺
正面には駐車場、タクシー乗り場がある。東側にはバス乗り場があり、徒歩1~2分。釧路市内路線バス、釧路空港方面、都市間バスの乗降ができる。
繁華街は、通称「末広(すえひろ)」の名で親しまれている末広町・栄町・川上町地区にあり、駅から北大通を幣舞橋方面へ直進して徒歩5分~10分の左手にある。
[編集] 公共施設
[編集] 商業施設
- 釧路和商市場(勝手丼が有名)
- 釧路朝市
- アベニュー946
[編集] 宿泊施設
- 釧路ロイヤルイン(旧釧路東映ホテル)
- 釧路東急イン 釧路東急イン
- 東横イン釧路十字街 東横イン釧路十字街
- ホテルセンチュリー釧路
- 釧路プリンスホテル(旧オリエンタルホテル)
- 駅前ホテルパルーデ釧路(旧駅前ホテルアダチ 2006年6月リニューアル)
- 釧路キャッスルホテル
- 釧路全日空ホテル
- ホテルパコ釧路
[編集] その他
- 栄町公園
- 幣舞橋
- 鶴ケ岱公園
- マリントポスくしろ
- 春採公園(春採湖)
[編集] 利用状況
北海道旅客鉄道によると、2004年度の1日平均乗車人員は1,872人である。
[編集] 歴史
- 1901年(明治34年)7月20日 - 国鉄の駅として開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1908年(明治41年)1月21日 - 石川啄木が釧路新聞の記者として当駅を訪問、当時の釧路駅について触れた有名な歌「さいはての駅に降り立ち雪あかり さびしき町にあゆみ入りにき」を詠む。
- 1917年(大正6年)12月1日 - 現在位置に移転。旧駅は浜釧路駅(貨物駅:現釧路シビックコア地区)となる。
- 1923年(大正12年)1月27日 - 雄別鉄道線が開業。
- 1961年(昭和36年)12月 - 現在の駅舎に改築。
- 1970年(昭和45年)4月16日 - 雄別鉄道線が廃止。釧路駅ホーム最北部が閉鎖され、同ホーム地下連絡通路も封鎖。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)3月31日 - 貨物の取扱を再開。但し、後に貨物設備を整備することに備えたものであり実態は無い。
- 1989年(平成元年)8月1日 - 当駅~浜釧路駅間の貨物支線が廃止。
- 2004年(平成16年)5月31日 - ステーションデパート閉店。
- 2006年(平成18年)4月1日 - JR貨物の駅が廃止。