ソウル大学校

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ソウル大学校

各種表記
ハングル：	서울대학교
漢字：	서울大學校
平仮名：（日本語読み仮名）：	{{{平仮名表記}}}
片仮名：（現地語読み仮名）：	ソウルデハッキョ
ラテン文字転写：	{{{ラテン語表記}}}
英語表記：	Seoul National University
大学設置/創立	1946年
学校種別	国立
設置者	大韓民国教育人的資源省
本部所在地	ソウル特別市冠岳区新林洞冠岳路599
キャンパス	冠岳（ソウル冠岳区）蓮建（ソウル鍾路区）
学部	人文大学社会科学大学自然科学大学工科大学看護大学経営大学農業生命科学大学美術大学法科大学師範大学生活科学大学獣医科大学薬学大学音楽大学医科大学歯科大学
大学院	人文社会大学院自然科学大学院工科大学院芸体能大学院保健大学院行政大学院環境大学院国際大学院歯医学大学院経営専門大学院協同課程科
ウェブサイト	ソウル大学校公式サイト

ソウル大学校（ソウルだいがっこう、英称:Seoul National University）は、ソウル特別市冠岳区新林洞冠岳路599に本部を置く大韓民国の国立大学である。1946年に設置された。大学の略称はソウル大（ソウルデ）。

ソウル大学校行き市内バスの行先表示の英語表記は「Seoul University」。また、「University of Seoul」はソウル市立大学校の英文名である。

[編集] 沿革

1946年 10月15日に当時のアメリカ軍政庁の指示指導のもの、旧京城帝国大学(戦後は京城大学)を中心に以下の9つの専門学校を統合し、ソウル大学校となった。

京城医学専門学校
京城法学専門学校
京城歯科医学専門学校
京城工業専門学校
京城鉱山専門学校
水原農林専門学校
京城経済専門学校
京城師範学校
京城女子師範学校

なお京城帝国大学に起源があるものの、大学は米軍法令102号により1946年8月22日に一旦閉鎖されているため、手続き上連続性は無いことになる。しかし理事会・施設等が旧京城帝国大学関連のものであるなど、両者の関連性は深い。ちなみに、ソウル大学校の公式見解では京城帝国大学を起源としていないが、一部学部では日本統治時代の学校を前身としているところもあり見解が分かれている。（なお、現在でも不祥事が起きるたびに韓国人から「京城帝国大学」と揶揄されるように、一般的にはソウル大学の前身として認知されている。）

初代学長はアメリカ人のハリー・B・アンステッド。韓国人の学長は1947年に就任した李春昊が最初。1950年9月に京城薬学専門学校がソウル大学校へ移管され、ソウル大学校薬学大学となった。

朝鮮戦争期間中は釜山に避難していた。

以前は旧・京城帝国大学が存在していた鍾路区大学路に立地（農学部のみ京畿道水原市）していたが、1975年に医学部・附属病院を除く全学部がソウル郊外の冠岳区に移転した。ちなみにソウル大学は学部制ではないため、韓国語では「○○学部」とは言わず「ソウル大学校○○大学」というので注意。

冠岳キャンパスは元々駐留米軍のゴルフ場であった敷地を利用して建てられた。キャンパス内の古い教授会館は昔のクラブハウスであり、付近にはティーグラウンドと思われる場所が点在している。汝矣島と並ぶ桜の名所。ここ数年、新校舎建設ラッシュとなっており、一部では山林や樹木を所轄役所の許可なく倒し、市民団体から抗議を受けたこともある。