タカサゴ
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?タカサゴ | |||||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Pterocaesio digramma Bleeker, 1865 |
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和名 | |||||||||||||||||||||||||||
タカサゴ・グルクン | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Double-lined fusilier |
タカサゴPterocaesio digramma は、スズキ目フエダイ科Lutjanidae に属する魚。沖縄県の県魚であり、沖縄方言ではグルクンという。沖縄や奄美地方では重要な食用魚である。
太平洋西部に広く分布し、北は沖縄や奄美地方、南はインドネシア、オーストラリア西岸からニューカレドニアまでの珊瑚礁に群れをなして生息する。台湾でも沿岸で一般的に見られ、「烏尾冬仔」の名で磯釣りの対象魚となっている。体色は青味がかっており、背に黄色の縦線が2本ある。夜間の生体、死後では、体側や腹側などが赤味がかった色となるため、生体を観たことがない人にはそのような体色の魚として認識されている。成長すると 30 cm 程になる。刺身、塩焼き、唐揚げなどにして食べる。なお、足が速いため、刺身で食べるのは、水揚げされる漁港近辺が多い。
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