ダイハツ・KF型エンジン
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ダイハツ・KF型エンジンは、ダイハツ工業が生産している軽自動車用エンジンの一つである。
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[編集] 概要
2005年12月、エッセから採用された。
基本仕様は水冷直列3気筒DOHC12バルブ、内径63.0㎜×行程70.4㎜、総排気量658ccとなっており、従来のEF型よりロングストローク化が図られ、燃費向上・トルクアップ等を実現している。構造的には同社のブーン(1000ccモデル)やトヨタのパッソ(1000ccモデル)やヴィッツ(2代目、1000ccモデル)、ベルタ(1000ccモデル)に搭載されている1KR-FE型エンジンに近い作りとなっている。
なお、KF型の登場に伴い、従来のEF型は近い将来生産終了するものと思われる。
[編集] バリエーション・搭載車種
[編集] KF-VE
DVVT付DOHC12バルブ・EFI・NA
- 排気量 658cc
- ボア×ストローク 63.0×70.4(mm)
- 圧縮比 10.8
- 出力43kw(58ps)/7,200rpm
- トルク65Nm(6.6kgm)/4,000rpm
(ネット値)
[編集] 搭載車種
[編集] KF-DET
DOHC12バルブ・EFI・ターボ
- 排気量 658cc
- ボア×ストローク 63.0×70.4(mm)
- 圧縮比 9.0
- 出力 47kw(64ps)/6,000rpm
- トルク 103Nm(10.5kgm)/3,000rpm
(ネット値)
[編集] 搭載車種
- L405系ソニカ
- L275系ミラ
- L175系ムーヴ