トヨタ・マークIIブリット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
![]() |
|
トヨタ・マークIIブリット | |
---|---|
製造期間 | 2001年 – |
ボディタイプ | 5ドア ステーションワゴン |
エンジン | 1G-FE型 直6 1988cc 160PS 1JZ-FSE型 直6 2491cc 200PS 1JZ-GE型 直6 2491cc 196PS 1JZ-GTE型 直6 2491cc 280PS (ターボ)(2006年に廃止) |
ガソリンタンク容量 | 70リットル |
全長 | 4775mm |
全幅 | 1760mm |
全高 | 1470mm (4WD車は1485mm) |
車両重量 | 1745kg - 1885kg |
先代 | マークIIクオリス |
車台が共通の車種 | トヨタ・マークII |
同クラスの車種 | 日産・ステージア ホンダ・アコードワゴン マツダ・アテンザスポーツワゴン スバル・レガシィツーリングワゴン |
この表は自動車のスペック表テンプレートを使用しています |
トヨタ・マークIIブリット(MARK2 BLIT)とは、トヨタ自動車が製造する、ステーションワゴンタイプの乗用車である。
目次 |
[編集] 概要
先代のマークIIクオリス(MARK II Qualis)の後継車として2001年1月に発売。 当初は前年10月のデビューを予定していた。
クオリスはマークIIを名乗りながらもカムリがベースのFF(前輪駆動)車であったが、ブリットはマークIIセダンをベースとしたFR(後輪駆動)車となった。
2004年11月9日にはセダンのマークIIがマークXへと移行したため、マークIIの名を残すのはブリットのみとなった。
また、アリストの生産中止により、それ以降は新車の国産車で唯一直列6気筒ターボエンジンを搭載する車種となった。しかし、現在ターボエンジン搭載車の生産が終了しており、現在は直列6気筒ターボ車の新車はなくなっている。
[編集] 使用燃料
- 1988cc車:無鉛レギュラーガソリン
- 2491cc車:無鉛プレミアムガソリン
[編集] 車名の由来
BLITZ=雷、稲妻から採名。
[編集] 販売店舗
尚、2006年8月まで大阪府ではトヨタ店で販売されていたが、大阪トヨタ自動車株式会社と大阪トヨペット株式会社がそれぞれを交換したため、現在は大阪府でも、全国同様にトヨペット店で扱われる。
[編集] 今後の状況
- 現在末期モデルであるが、今後フルモデルチェンジを行うことなく2007年9月頃にモデルが廃止(生産が中止)され、イプサムの後続車マークXをベースにしたステーションワゴンに近いミニバン型車両と統合されると予想されている。その名は(仮称)マークXツィーオ(MARK X Zio・サブネームの「ツィーオ」の意味はイタリア語で「年配(年輩)者」を意味する)。しかし、トヨタ自動車側は一切公式な発表をしておらず、今後の動向が注目される。これが、両車の統合・後続車となる模様である。
- これにより「マークII」の車名は名実ともに39年の歴史に幕を閉じることになる。
- 現在、生産の終了および販売の終了時期が迫っていることをを顧客に伝える販売店(トヨペット店)もみられる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- マークIIブリット(トヨタ自動車)