ドラえもん きみとペットの物語
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『ドラえもん きみとペットの物語』（ドラえもん きみとぺっとのものがたり）は、2001年3月16日にエポック社よりゲームボーイ用ゲームソフトとして発売された藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作としたキャラクターゲーム。『ドラえもん ギガゾンビの逆襲』以来となるオリジナル主人公によるロールプレイングゲームである。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 物語のあらすじ
主人公はある日大切な友達であるペットと喧嘩をしてしまい、ペットは怒って家から飛び出していきます。主人公は必死で探しますが見つかりませんでした。そして、自分の住む町と隣町でペットを沢山盗んでいるペット泥棒の話を耳にします。ペット泥棒に捕まったかもしれないと思った主人公は、隣町に住むドラえもんやのび太達と共に自分の大切な友達を捜す冒険の旅に出るのでした。
[編集] 登場人物
- ドラえもん
- しずか
- ジャイアン
- 町のガキ大将的存在の巨躯の少年で、本名は『剛田武』。歌が趣味だがその腕前は壊滅的。普段は我侭で乱暴者だが、仲間のことをとても大切に思い、いざという時は身を張って仲間を助ける仁侠的な精神の持ち主である。使用武器は『スーパーてぶくろ』。
- スネ夫
[編集] サブキャラクター
- ジャイ子
- ご存じジャイアンの妹で漫画家を目指す女の子。ペンネームはクリスチーネ剛田。主人公が追いかけるペット泥棒の事について何かを知っている様子で、今回の物語では比較的重要な役割をする。物語が進むと剛田商店でアイテムの売り買いをしてくれる。途中からはジャイアンの母ちゃんが店番をする。
- のび太のママ
- 怒ると怖いが本当は優しいママ。今回はのび太の家でいつも会うことが出来るが、少ししか話す事が出来ない。（他のママ達も同様である。）
[編集] ゲームオリジナルキャラクター
- 主人公
- ドラえもんやのび太たちの住む町の隣町に住んでいる。自分の大切な友達であるペットを捜すため、ドラえもん達と一緒に冒険の旅に出る。ゲーム版オリジナルキャラであり、男子・女子の選択と命名が可能。キャラクター顔グラフィックも2種類ある中から選ぶ。オリジナル主人公が登場するのはファミコン用ゲームソフト『ドラえもん ギガゾンビの逆襲』（1990年、エポック社）以来である。使用武器は男キャラでは『ヨーヨー』、女キャラでは『お手玉』を使う。
- ペット
- 物語が始まったときにダンボール箱の中に捨てられていて、主人公に拾われて以来深い絆で繋がっている大切な友達。男主人公なら猫、女主人公であれば犬になる。こちらも主人公同様名前を付けることが出来る。
- 主人公のママ
- 主人公の優しいママで、自宅に帰ればいつでもその身を心配して体力を回復してくれる。
- 店長
- のび太達の住む町でペットショップを開いている。ドラえもん達の冒険の旅にも同行するがその正体は…?
- エイプ
- 猿型アニマリアン星人で、「ウキー」と猿的な語尾を付けて話す。ジャングル星のボス。
- リザド
- トカゲ型アニマリアン星人で、「ニョロ」とトカゲ的な語尾を付けて話す。デザード星のボス。
- ジーブル
- シマウマ型アニマリアン星人で、「ブヒ」とシマウマ的な語尾を付けて話す。サバンナ星のボス。
- パンシャル
- アニマリアン星の女将軍で、ドラえもんも思わず赤くなってしまうほどすごく美人で綺麗なアニマリアン星人。ラクー王にいつも寄り添い助言をしたりする。
- ラクー王
- アニマリアン星を治める若き王様。少し子供っぽい部分もあリ、パンシャルがいないと少し弱気になるがいざとなると国王らしくしっかりしている。
- シンジケートのボス
- 宇宙シンジケートの権力者で、アニマリアン星人を狙っている。愛用している金の拳銃は特注品。
[編集] 舞台
- 主人公の住む町／のび太達の住む町
- 互いの町は川を挟んで橋で繋がっている。主人公の町には主人公の自宅と交番があり、ここにいるお巡りさんにペット泥棒の噂を初めて聞く。のび太の町には彼らの自宅、おもちゃ屋や空き地、裏山がある。おもちゃ屋では店主が武器や防具を売り買いしてくれる。空き地には後にほうせきでカードを交換してくれるおじいさんが出現し、裏山はどこでもドアが設置され、冒険の旅に出ることが出来る。
- ジャングル星
- 主人公達が最初に冒険する惑星で、星全体が大自然に包まれている。しかしその実態は極悪犯罪者を収容する刑務所の星である。
- デザード星
- 主人公達が2番目に冒険する惑星で、星全体が砂漠に包まれていて地下洞窟がある。ここの惑星では連れさらわれたペットたちの知能をアニマリアン星で暮らせるように一定の高さまで上げる研究所が存在する。
- サバンナ星
- 主人公達が3番目に冒険する惑星で、環境は地球のサバンナに似ている。ライオン型のアニマリアン星人がオアシスに町を作って暮らしており、古代神殿が存在する。
- ハイランド星
- 主人公達が4番目に冒険する惑星で、星全体が氷で覆われており、地下空間にアニマリアン星人は町を作って生活している。サバンナ星とは違い、ここに住むアニマリアン星人は地球人を少し嫌っている様子。
- アニマリアン星
- 今まで冒険してきた4つの惑星群の中央に位置する。それぞれの星で手に入れなければいけないパスワードを入力しなければ入ることが出来ない。ラクー王の王宮もここにある。そして…。
- シンジケートの宇宙船内
- 最後に冒険する舞台で、捕まったアニマリアン星人も沢山牢屋に入れられている。
[編集] ゲームシステム
基本的に『ドラえもん ギガゾンビの逆襲』と同じシステムである。主人公が装備する武器や防具、回復道具などは戦闘後に得られるほうせき（『ギガゾンビの逆襲』では「どらやき」が貨幣となっている。）で購入する事が出来る。ゲーム進行に迷ったときは、そうだんコマンドでドラえもんや仲間たちから助言を得る事が出来る。会話ウインドウにはキャラクターの顔グラフィックが表示され、状況によって表情が変化する。
[編集] アイテム
- つうじょう：回復アイテムなど。
- たからもの：物語の進行に必要な特殊アイテム。
[編集] ステータス
[編集] 戦闘
[編集] 戦闘中のコマンド
- こうげき：装備している武器で攻撃する。武器によって効果音が変わる。
- とくぎ：それぞれの持つ特技を選択して戦う。
- ゆうじょう：戦闘に出る3人のキャラクター誰かとタッグを組んで戦う。使うと3つあるゆうじょうポイントが減る。
- ぼうぎょ：敵からの攻撃から身を守る。
- にげる：戦わずに逃亡する。ただし必ず成功するとは限らないし、ボス敵からは逃げられない。
- どうぐ：HPやBP、異常などの回復を行う道具を使う。
[編集] 登場する主なひみつ道具
[編集] ミニゲーム
- クイズ
- 初級、中級、上級、カルトとランクは4つあり、全5回で5問ずつ出題される。カルトクラスになるとかなりマニアックなクイズが出題され、映画版と大長編の細かい違いをしっかり覚えていないと回答しにくい。原作や中編映画からの出題もある。
- はやぐいきょうそう
- シャッフル
- きおくりょくゲーム
[編集] カード
全部で200枚。ひみつどうぐカードは100枚、人物カードは40枚、モンスターカードは60枚ある。ひみつ道具を手に入れる、登場人物と話す、戦闘で敵を倒す、ミニゲームをクリアする、交換するなどをして集める。
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