ニャンギラス
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ニャンギラスは、人気番組『夕やけニャンニャン』から誕生した日本のアイドルグループ「おニャン子クラブ」内のユニット。その芸風から「お笑い系」と称されることもある。
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[編集] 概要
おニャン子クラブの色物キャラであった立見里歌、樹原亜紀、名越美香、白石麻子の4人がメンバーとなって結成された異色ユニット。 どちらかというと白石麻子は色物キャラでは無かったが、紅一点としてスタッフが入れたという話がある。
1986年4月1日に『私は里歌ちゃん』でデビュー。メンバーの中で一番音痴の立見里歌をメインボーカルにしているこのシングルは、スタッフや出演者も悪ノリの延長という形でレコードを出したのだがなんと当時人気絶頂の少年隊の新曲を抑えオリコンで初登場1位を獲得、改めておニャン子クラブの当時の勢いを思い知らされた。その後も、1986年6月21日に発売した第2弾シングル『自分でゆーのもなんですけれど』でもオリコン初登場1位を獲得した。
リリースした全てのシングルがオリコン初登場1位というのは、2006年2月現在「解散し、再結成の予定もないグループ」ではニャンギラスとJ-FRIENDSだけである(KinKi Kidsは未だ活動中)。
1986年8月25日に発売したアルバム『最初で最後』はオリコン初登場5位。
当時、同じレコード会社だった中森明菜はニャンギラスをよく思っていなかったようで、楽屋に挨拶に来た時も相手にしなかったという話がある。
2001年に日本テレビ『あの人は今!?』でニャンギラスのメンバーであった立見里歌・樹原亜紀・白石麻子の3人(このとき名越美香は香港に在中のため出席出来なかった)が登場した際に林家こぶ平がゲストで出演した時に彼女たちの老けた姿を見て「あれだけ夢中になっていたニャンギラスはただのおばさんになっていた」と発言しながら愕然とした。
[編集] ディスコグラフィ
[編集] シングル
- 私は里歌ちゃん / 夏が来れば(1986年4月1日)
- 自分でゆーのもなんですけれど / ファーストダンスは渚で(1986年6月21日)
[編集] アルバム
- 最初で最後(1986年8月25日)
[編集] 関連項目
※ 数字は会員ナンバー、BはB組、←はB組からの昇格、ライン下はユニット
1 奥田美香|2 榎田道子|3 吉野佳代子|4 新田恵利|5 中島美春|6 樹原亜紀|7 友田麻美子|8 国生さゆり|9 名越美香|10 佐藤真由美|11 福永恵規|12 河合その子|13 内海和子|14 富川春美|15 立見里歌|16 高井麻巳子|17 城之内早苗|18 永田ルリ子|19 岩井由紀子|20 寺本容子|21 五味岡たまき|22 白石麻子|23 林香織|24 三田文代|25 吉沢秋絵|26 赤坂芳恵|27 松本亜紀|28 横田睦美|29 渡辺美奈代|30 三上千晶|31 矢島裕子|32 山本スーザン久美子|33 布川智子|34 弓岡真美|35 岡本貴子|36 渡辺満里奈|37 大貫かおり|38 工藤静香|39 高畠真紀|40 生稲晃子|41 貝瀬典子|42 斉藤満喜子|43 守屋寿恵|44 高田尚子|45 吉田裕美子|46 中島早苗|47 山森由里子|48 我妻佳代|49←B1 吉見美津子|50←B2 杉浦美雪|51←B3 宮野久美子|52 鈴木和佳子|B4 冨永浩子|B5 山崎真由美