立見里歌
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立見 里歌(たつみ りか、1965年11月14日 - )は、日本のアイドルグループおニャン子クラブのメンバーで、現在はタレントの傍ら雑誌の編集者である。
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[編集] プロフィール
[編集] 元オールナイターズ
- 東京都多摩市出身。東海大学政治経済学部卒業。
- 東海大学1年生の時に、アイドルキャンパスコンテストにて優勝し、ミス東海大学となる。これがきっかけで、フジテレビの『オールナイトフジ』のスタッフより声がかかる。オールナイターズのオーディションを受けるが、出来レースであったため通過する。
- 東海大学在学中に『オールナイトフジ』のオールナイターズとして活躍。「それでは、コマーシャル」と言うべきところがどうしても「コマシャール」になってしまったという逸話がある。
- その後、1985年4月19日に『夕やけニャンニャン』の「ザ・スカウト アイドルを探せ!」で史上最高の142点で合格し、おニャン子クラブの会員番号15番となる。
[編集] 石橋貴明とのケンカ
- 後に、「漢字が読めない」、「歌が下手」などといったお笑いキャラが発覚し、とんねるずの石橋貴明によくその点を指摘されていた。番組中に立見が石橋に対し怒り、石橋も感情的に応対してとんねるずは番組途中で出演をボイコットした。またその頃には『夕やけニャンニャン』に週1回の出演となっていたとんねるずが出演する曜日は立見が欠席するようになった。またこのケンカには同じく内海和子が立見と同調している。
- 当時のある雑誌投稿欄にはこの一件に関し、「どっちもどっち(立見と石橋)だが、石橋はもう少し大人の姿勢を示し、木梨も事態収拾をする訳でもなく、どっちつかず的に笑って「じゃあCM!」と言ってノーコメントとは、(芸能界ではおニャン子の先輩でもあり)いかがであろうか」と、投書されていた。
- 2006年12月発売の雑誌で、1980年代のヒロインの特集が組まれ、立見のインタビュー記事が掲載。「…本番中に石橋(貴明)さんにマジ切れしちゃったこともありました。若かったですね。」と、懐古。解散後に就職したレコード会社のポニーキャニオンでは、石橋の宣伝担当をした事もあった。(『EX35plus』光文社刊より)
[編集] 歌手活動
- おニャン子クラブの樹原亜紀、名越美香、白石麻子と共に異色ユニット「ニャンギラス」のメンバー(メインボーカル)となり、1986年4月1日に『私は里歌ちゃん』でデビュー。同曲はオリコン1位を獲得した。また、この歌のラストの「里歌よ~♪」の部分は毎回歌う度に音程が違っている。又、冒頭の「ねぇみんな~ 悩まないで…♪」との立見のソロ部分で既に音程が合っておらず、歌番組司会者から「…悩んじゃうよなー」とのジョークコメントもあった。
- その後も、1986年6月21日に発売されたシングル第2弾『自分でゆーのもなんですけれど」』でオリコン1位を獲得。その勢いに乗って1987年3月18日発売の『そんなつもりじゃなかったのに』でソロデビューをしたが、この頃番組自体の勢いが落ちていたこともあり、おニャン子クラブの売り上げ記録ワースト1を記録した。(このシングルのB面『立見の青春』では、コネでおニャン子クラブに入ったことが明らかにされている)。
[編集] 現在
一児の母となるが後に離婚。その後、雑誌の編集に携わる傍らタレントとしても活動をしている。子供には「ママもモーニング娘。みたいなグループにいて人気あったのよ」と話しているそうだ。
[編集] 音楽
[編集] シングル
- そんなつもりじゃなかったのに / 立見の青春(1987年3月18日)
[編集] 関連項目
※ 数字は会員ナンバー、BはB組、←はB組からの昇格、ライン下はユニット
1 奥田美香|2 榎田道子|3 吉野佳代子|4 新田恵利|5 中島美春|6 樹原亜紀|7 友田麻美子|8 国生さゆり|9 名越美香|10 佐藤真由美|11 福永恵規|12 河合その子|13 内海和子|14 富川春美|15 立見里歌|16 高井麻巳子|17 城之内早苗|18 永田ルリ子|19 岩井由紀子|20 寺本容子|21 五味岡たまき|22 白石麻子|23 林香織|24 三田文代|25 吉沢秋絵|26 赤坂芳恵|27 松本亜紀|28 横田睦美|29 渡辺美奈代|30 三上千晶|31 矢島裕子|32 山本スーザン久美子|33 布川智子|34 弓岡真美|35 岡本貴子|36 渡辺満里奈|37 大貫かおり|38 工藤静香|39 高畠真紀|40 生稲晃子|41 貝瀬典子|42 斉藤満喜子|43 守屋寿恵|44 高田尚子|45 吉田裕美子|46 中島早苗|47 山森由里子|48 我妻佳代|49←B1 吉見美津子|50←B2 杉浦美雪|51←B3 宮野久美子|52 鈴木和佳子|B4 冨永浩子|B5 山崎真由美