ハリメデ (衛星)
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ハリメデ halimede |
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仮符号・別名 | S/2002 N 1 |
発見 | |
発見日 | 2002年8月14日 |
発見者 | M・J・ホーマン |
軌道の性質 | |
海王星からの平均距離 | 15,374,000km |
離心率 (e) | 0.5711 |
公転周期 (P) | 1879,7日(5,15年) |
軌道傾斜角 (i) | 134° |
海王星の衛星 | |
物理的性質 | |
直径 | 62km |
アルベド(反射能) | 0.04 |
色指数 (B-V) | 0.37 |
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[編集] 発見
2002年8月14日、M・J・ホーマンによって発見された。 2007年1月29日まではハリメデはS/ 2002 N 1と名づけられていた。
[編集] 概要
ハリメデは、海王星を逆行している不規則衛星である。この衛星はカイパーベルトの小惑星を海王星が捕まえたものであると見られる。
ハリメデは他の海王星の不規則衛星との関係を右図のような図によって示される。 軸線の上にある衛星は巡行しており、下にある衛星は逆行している。 黄色の線分は近点から遠点に伸びており、線分の長さが離心性を表している。
ハリメデは直径62kmほどである。 可視光では中間色(灰色)をしている。 この色がネレイドと酷似しており、この衛星はネレイドの破片ではないかとも考えられている。
[編集] 命名の由来
他の多くの海王星衛星と同じくネレイデスの一人、ハリメデからとられている。
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