ビオフェルミン製薬
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
略称 | ビオフェルミン K.H.L(旧社名) |
本社所在地 | 〒653-0011 兵庫県神戸市長田区三番町五丁目5番地 |
電話番号 | 078-575-5501 |
設立 | 1917年(大正6年)2月12日 |
業種 | 医薬品 |
事業内容 | 医薬品などの製造・販売 |
代表者 | 大西章史(おおにし たかひと、代表取締役社長) |
資本金 | 1,227百万円 |
売上高 | 7,298百万円(2006年3月期) |
従業員数 | 135人(2006年3月現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | りそな銀行・SFCG・武田薬品工業他 |
外部リンク | http://www.biofermin.co.jp/ |
ビオフェルミン製薬株式会社(ビオフェルミンせいやく)は、乳酸菌製剤でおなじみの製薬会社。
目次 |
[編集] 概要
創業は1917年(大正6年)2月12日。1949年に現在の社名に変更された。本社は、兵庫県神戸市長田区三番町五丁目5番地である。武田薬品グループの販売、製造会社。グループ会社は(SFCGグループ)となっている。
同じ兵庫県に本社を置く横山製薬と並ぶ、老舗の製薬メーカー。
[編集] 歴史
- 1917年 株式会社神戸衛生実験所として創業、乳酸菌の薬「ビオフェルミン」を発売。
- 1919年 神戸市長田区二番町二丁目1番地に移転。
- 1949年 ビオフェルミン製薬株式会社に社名変更、神戸証券(現在は消滅)に株式を上場。
- 1961年 大阪証券取引所第二部に上場。
- 1964年 ビフィズス菌製剤「ビオスミン」を発売。
- 1966年 「ビオフェルミン」をリニューアルする形で一般用向け整腸薬「新ビオフェルミン」を発売。
- 1974年 医療用向け「ビオフェルミンR」を発売。
- 1983年 一般用向け、下痢止め薬「ビオフェルミン止瀉薬」を発売。
- 1987年 「新ビオフェルミン」をリニューアルする形でビフィズス菌配合整腸薬「新ビオフェルミンS」を発売。
- 1992年 胃腸薬「ビオフェルミン健胃消化薬錠」を発売。
- 1995年 阪神・淡路大震災が発生、旧本社・工場が崩壊。
- 1996年 新本社が神戸市長田区三番町五丁目5番地に落成。神戸工場(神戸市西区井吹台東町七丁目3番4)新設。
- 1997年 便秘薬「ビオピコ錠」を発売。
- 1999年 ホームページ開設。
- 2002年 創業85周年、CIを導入し、新しいシンボルマークを制定する。
- 2003年 錠剤タイプの下痢止め薬「ビオフェルミン下痢止め」を発売、大阪証券取引所第一部銘柄に指定変更、医療用向け「ビオフェルミン錠剤」を発売。
- 2005年 「新ビオフェルミンS」が医薬部外品として進化。
- 2006年 ビタミンCとビフィズス菌配合整腸薬「ビオフェルミンVC」発売
- 2007年 創業90周年。
[編集] 主要製品
[編集] 医療用医薬品
- ビオフェルミン(創業時からの薬品。元々は一般用向け薬で、創業当時から1966年の「新ビオフェルミン」にリニューアルされるまで販売)
- ビオフェルミン錠剤
- ビオフェルミンR
- ビオフェルミンR錠剤
- ラクトミン
- ビオスミン
[編集] 一般用医薬品
- 新ビオフェルミン(現在は廃販)
- 新ビオフェルミン末(現在は廃販)
- ボンヴォックス(のど薬 現在は廃販)
- 新ビオフェルミンS錠
- 新ビオフェルミンS細粒
- ビオピコ錠
- ビオフェルミン止瀉薬
- ビオフェルミン下痢止め
- ビオフェルミン健胃消化薬錠
- ビオフェルミンVC錠
[編集] 動物用医薬品
- 動物用ビオフェルミン
[編集] 関連項目
[編集] テレビ番組提供
- 現在の提供番組
- 新婚さんいらっしゃい! - 2005年10月2日より提供。提供の読みは「乳酸菌のくすり ビオフェルミン製薬」で、現在は若手女優の蒼井優がイメージキャラクターを務める「新ビオフェルミンS」のCMが放映されている。
- 過去の提供番組
- みのもんたの朝ズバッ! - 提供番組だったが、司会者・みのもんたの失言によってスポンサーから降板。
- 武田薬品グループとしての提供番組
- CM関連項目
[編集] 外部リンク
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