ホンダ・エディックス
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ホンダ・エディックス | |
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製造期間 | 2004年 – |
ボディタイプ | 5ドア ハッチバック (2列シートミニバン) |
エンジン | D17A型1700cc・130ps(M/C前) K20A型2000cc・DOHCi-VTEC(156ps) K24A型2400cc・DOHCi-VTEC(170ps) |
全長 | 4285 - 4300mm |
全幅 | 1795mm |
全高 | 1600 - 1635mm |
車両重量 | 1360 - 1480kg |
車台が共通の車種 | ホンダ・シビック |
同クラスの車種 | フィアット・ムルティプラ |
この表は自動車のスペック表テンプレートを使用しています |
エディックス (Edix) は本田技研工業で生産されているハッチバックボディの乗用車。シビックをベースにした6人乗りの2列シートミニバンである。フィアット・ムルティプラや日産・ティーノと同じシートレイアウトを採用している。
[編集] 歴史
2004年7月7日に発売。スタイルは姉妹車であるストリーム(初代)と似た外観だが、全長は20cm以上短い4285mm(ベースとなったシビック(EU型)と同じ)、車幅は1795mmと広く、3ナンバーとなる。エンジンはD17A 1,700cc (130ps)とK20A 2,000cc・DOHC i-VTEC(156ps)の2種類で、ミッションは全車ATのみの設定、2000ccのFF車のみ5速で2000cc4WD車及び1700ccモデルは4速となっている。「3by2」と言うところから3席2列全座席独立シートとなっており、6人乗車となり、シートは6席とも独立してスライドさせる事ができる。また、ルームミラーの位置を運転席寄りにするなど前席に3人乗った状態でも運転しやすいように工夫がされている。シートの配置からすると、5ドアハッチバックとも言える。
欧州では「Honda FR-V」という名称で輸出され、本革シートの設定もある。又、欧州市場の需要にあわせて国内仕様には無い6速MTを積んだモデルが用意され、N22A 2,200cc i-CTDi ディーゼルエンジンの設定もある。
2006年11月30日にマイナーチェンジ。エンジンラインナップはD17Aが廃止され、K20AとK24A 2,400ccとなった。ローダウンサスペンションを採用する2,400ccモデルを筆頭に、全般的にスポーティ色が強められた。
CMソングは当初はアース・ウィンド・アンド・ファイアーの『レッツ・グルーヴ』が使われいた。現在はザ・パワーステーションの『Get It On』を使用している。
2004年以降箱根駅伝の運営車両協力にホンダが名を連ねたが2005年以降、運営管理車にエディックスが使用された。
[編集] 車名の由来
英語、造語でEDIT(編集)+SIX(6)という意味。