マツダ・CX-7
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CX-7(シーエックス・セブン)はマツダが製造・販売する中型クロスオーバーSUVであり、MXクロスポルト(コンセプトカー)の生産モデルである。
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[編集] 概要
フロントサスペンションはマツダ・MPV、リアサスペンションはマツダ・プレマシーから流用される。直噴ターボエンジンと4WDコンポーネントの多くはマツダスピードアテンザと共通である。トランスミッションは6ATのみである。
エンジンは、現在、横置き用の中排気量V6の手持ちが無いため、MPV同様、2.3L 4気筒ターボ MZRエンジンを用い、必要トルクを満たすことになった(マツダスピード・アテンザも同じエンジン)。最高出力は175kW(238ps)/5000rpm、最大トルクは350N・m(35.7kgm)を2500rpmという低い回転数で発生する。マツダスピードアテンザ用のエンジンとは違い、低速型のセッティングとなる。タービンのA/R比を低速化させることにより2000rpm以下からでもタービンの加給効果を発生させている。そのため最大トルクの99%を5000rpm以下で発生する。
サスペンションは独立懸架で4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ、ABS、ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)、トラクションコントロール、前輪駆動もしくはアクティブ・トルクスプリット4WDを特徴とする。アクティブ・トルクスプリットにより後輪に最大で50%のトルクを配分する。燃費は複合モード燃費で23mpg(10.2L/100km)以上であると見積もられる。
[編集] 車名の由来
「C」はクロスオーバーSUVを表し、「7」は1から9までの数字を用いたマツダ独自のシリーズ区分のひとつ。数字が大きいほうが車格も上となる。
CX-7という名称について、かつてのRX-7に近いイメージがあるものか、インターネット上などの一部においてはロータリーエンジン搭載と勘違いした記述が見られるが、実際には上述のエンジンを搭載している(ロータリーエンジン搭載車・専用車のコードは、RX-1からRX-8までのように「R」で始まる)。
[編集] 歴史
- 2005年10月 - 第39回東京モーターショーでコンセプトカー、MXクロスポルト展示。
- 2006年1月 - ロサンゼルスオートショーでCX-7市販仕様が初公開。
- 2006年2月20日 - 宇品第2工場で生産開始。
- 2006年春 - 北米で2007年モデルとして発売。
- 2006年12月19日 - 日本において販売開始。
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[編集] 外部リンク
- MAZDA CX-7(公式サイト)
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