ミュンヘン・オリンピアシュタディオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミュンヘン・オリンピアシュタディオン(München OlympiaStadion)は、ドイツ・ミュンヘンにある陸上競技場。世界でも数少ない夏季オリンピックのメインスタジアムとワールドカップ決勝戦を両方経験したスタジアムである。
1971年、1972年に開催されたミュンヘンオリンピック(当時は西ドイツ)の開催を記念してのメインスタジアムとして開場し陸上競技と開・閉会式を開いた。1974年には西ドイツW杯の会場となったほか、ドイツ・サッカー・ブンデスリーガ・バイエルン・ミュンヘン、1860ミュンヘンのホームグラウンドとして長年使用され、ヨーロッパ・チャンピオンを決定する試合も数多く開催されてきた。しかし陸上競技場であること、バックスタンドに屋根が架かっていないこと、スタンドの傾斜が緩いことなどからサッカー観戦には不向きであると言われていた。
蜘蛛の巣のような屋根がかかっており、「ベドウィンのテント」という異名を取る。
2005年に2006年・ドイツW杯の会場としてアリアンツ・アレナ(球技専用)が完成したため、2006年ドイツW杯会場とバイエルン・ミュンヘン、1860ミュンヘンのホームグラウンドの座を明け渡した。今後は陸上競技場専用として使われる予定。収容人員は69256人。
[編集] 外部リンク
アテネ1896 • パリ1900 • セントルイス1904 • ロンドン1908 • ストックホルム1912 • ベルリン1916 • アントワープ1920 • パリ1924 • アムステルダム1928 • ロサンゼルス1932 • ベルリン1936 • ヘルシンキ1940 • ロンドン1944 • ロンドン1948 • ヘルシンキ1952 • メルボルン1956 • ローマ1960 • 東京1964 • メキシコシティ1968 • ミュンヘン1972 • モントリオール1976 • モスクワ1980 • ロサンゼルス1984 • ソウル1988 • バルセロナ1992 • アトランタ1996 • シドニー2000 • アテネ2004 • 北京2008 • ロンドン2012
先代: アステカスタジアム (メキシコシティ) |
FIFAワールドカップ 決勝戦会場 1974 |
次代: エル・モヌメンタル (ブエノスアイレス) |