ユグドラ・ユニオン
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ユグドラ・ユニオン | |
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ゲーム | |
ゲームジャンル | ファンタジー・タクティカルRPG |
対応機種 | ゲームボーイアドバンス |
開発元 | スティング |
発売元 | 日本:スティング 北米:Atlus U.S.A. |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 日本:2006年3月23日 北米:2006年11月13日 |
販売価格 | 6,090円(税込) |
レイティング | CERO:全年齢 ESRB:T(Teen) |
セーブファイル数 | 3 |
キャラクターボイス | なし |
その他 | 予約特典: キャラクターメイキング・カード ユグドラ・フルメタルストラップ |
■テンプレート使用方法 ■ノート |
『ユグドラ・ユニオン』(英語名:Yggdra Union)は、2006年3月23日に発売されたゲームボーイアドバンス用ファンタジーRPG。制作・発売はスティング。キャラクターデザインはきゆづきさとこ、カードデザインは戸部淑による。1人用で、ボイスはない。
番外作として、本作登場キャラクター「ニーチェ」を主役とするFOMA900iシリーズ用アプリ『ニーチェの宝探し』が2007年3月1日に公開された。
目次 |
[編集] 概要
Riviera ~約束の地リヴィエラ~の次回作として製作されていたものだが、結果的にシステム等も含めて大きく異なったシミュレーションRPGとなった。 ゲームは1マップを1ステージとしたキャンペーンシナリオとして展開し、ステージ中は敵味方それぞれのフェイズを交代で行うターン制が採用されている。 戦略性が重要となるゲームで、システムが比較的複雑だが、ゲーム中にて親切なチュートリアルが行われる。
本作の大きな特徴として、タクティクスカード(以下「カード」)の存在がある。各ステージの出撃準備時、プレイヤーは出撃メンバーを決定するのと同様に、そのステージで使用するカードを手持ちの中から規定の枚数分選択する必要がある。
カードにはそれぞれ攻撃力・移動力・スキルが設定されており、攻撃力は戦闘で勝利した場合に相手の士気(0になった場合そのユニットは撃破される)を低下させる度合いを表した数値であるが、常にそのままの数値が適用されるわけではなく、最終的なダメージは彼我の能力差や地形効果などを加味した上で決定される。移動力はそのターンで全ての味方ユニットが移動可能なブロック数の合計値である。スキルは戦闘中に一定の条件を満たすことで発動できる特殊技で、攻撃的なものや防御的なものなど、その効果はカードに応じて様々である。プレイヤーはこれらの要素を考慮した上で、各ターン開始時に手持ちのカードの中から1枚を選択しなければならない。なお、一度選択したカードは基本的にそのステージでは再度選択することはできず、カードを全て使い切ると、多くのステージではその時点でゲームオーバーとなる。
戦闘は1フェイズにつき1回行うことができ、敵味方ともにユニオンリーダー(切り込み隊長)とその近辺の仲間でユニオンと呼ばれる最大5人までのグループを組んで集団戦を行う。ユニオンに人数差がある場合は少ない側のユニットが連戦しなければならず、その際はハンデが課せられるが、ユニットにはタイプ別の攻撃相性も存在するため、ユニオン人数が多い側が一概に有利であるとは限らない。
ステージ中に入手したアイテムは戦利品として一度保管され、次ステージ以降の出撃準備時に、ユニットに装備させるか、士気回復のための褒章として消費することができる。装備させた場合は、アイテム毎に設定された耐久度(ステージ数)が消費されるなどしてアイテムが失われるまで二度と外すことはできない。また褒章として消費した場合、その回復の度合いは各人の好みによって大きく異なる(事前に数値が表示されるため効果の判別は容易い)。 更に、資金の概念が存在しない本作においては、物々交換の手段としてもアイテムは大きな意味を持つ。使用または放置することで変化するアイテムや、そこからの更なる分岐なども存在するため、それぞれの使い道についてはプレイヤーを大きく悩ませるところである。
クリア後にもエキストラコンテンツの補完等のやり込み要素があるが、2周目以降へのステータス引継ぎ等はない。
なお、初回生産分には初回特典としてキャラメイキングカードとフルメタルストラップが同梱されていた。前作と同様に発売前のゲーム雑誌などによる評価は高かったが、出荷数は少なめとなっている(それでも初期出荷数は当時点で前作の総出荷数を上回っていた)。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] ストーリー
古来より神々の血を受け継いだ王家の一族によって統治され、豊かで安定していたファンタジニア王国は、新生ブロンキア帝国の侵攻を受ける。国土は侵略され、国王は命を落とし、王都パルティナは遂に陥落する。
王女ユグドラは、代々ファンタジニア王にのみ受け継がれてきた聖剣「グラン・センチュリオ」を手に逃げ延びて行くが、盗賊王のミラノと出会い、共に王国の再興に向けて戦い始める。
[編集] キャラクター
[編集] 王国軍
- 王女ユグドラ
- 年齢:17歳 クラス:ソードメイデン/ラ・ピュセル 武器:剣
- フルネームはユグドラ=ユリル=アルトワルツ。ファンタジニア王国の王女であり、王族の最後の生き残り。
- 王都パルティナが陥落したため、王国に代々伝わる聖剣「グラン・センチュリオ」を手に辺境へと落ち延びてゆく。
- 大陸南端のノルン峡谷にて、たまたま空いていた砦に逃げ込んだ所、帝国軍に火をかけられ絶体絶命の窮地に追い込まれるのだが、砦の持ち主であるミラノに助けてもらい、パルティナ城を渡す条件で、ミラノと共に戦う。
- 物語中盤では焔帝ガルカーサに拉致され、生贄にされそうになった。
- その後、ナハトの祭壇において戴冠。正式な第32代ファンタジニア国王となる。
- 戦闘前メッセージで多用される「寄らば、斬ります!」が代名詞。
- 銀狼のミラノ
- 年齢:17歳 クラス:ストレイシーフ 武器:斧
- 主人公。
- その名を冠するミラノ盗賊団の首領の少年。義賊として、子分の数も多く信頼されている。通称「銀狼のミラノ」「盗賊王」。
- 留守中にアジトを帝国軍に焼き払われたミラノ盗賊団は、火を放った帝国軍と交戦し撃退してしまう。
- 帝国に追われる身となり、住処まで失った盗賊団は、新しい住処としてパルティナ城を譲り受けることを条件にユグドラに手を貸す事になる。
- パルティナ城奪還後、成り行きで結局最後まで付き合う。
- 騎士団長デュラン
- 年齢:24歳 クラス:ナイト 武器:槍
- ファンタジニア王国第三騎士団の団長。
- 王都パルティナの陥落後、帝国軍の追撃部隊に追い詰められ最後まで抵抗していた。
- 危ういところでミラノ盗賊団とユグドラに救われ、パルティナ王国解放のため共に戦う。
- 騎兵としてのみならず、戦いに不慣れなユグドラの参謀役としても活躍する。
- 騎士道を絵に描いたかの如く真面目な性格で、敵や年少者であっても認めるべき相手には礼を欠かさない。
- 天然少女ニーチェ
- 年齢:12歳 クラス:ウンディーネ 武器:槍
- ファンタジニア王国の南東に位置するエンベリア公国出身のウンディーネ族の少女。
- 女系種族であるウンディーネ族は転生によって種を保っているが、彼女の姉はとある男にそそのかされ、転生のために必要な「転生石」と呼ばれる石を持ち出し、奪われてしまう。
- 姉はその事を苦にし自殺、転生石を失ったウンディーネ族は「永らえるためには人の生き血が必要」という情報を吹き込まれ、人を襲うようになる。
- 事の顛末を唯一知るニーチェは、転生石を探すためにユグドラたちの仲間に加わる。
- 余談だが、キャラクターデザインを務めるきゆづきさとこの作品『GA 芸術科アートデザインクラス』の登場人物「野田ミキ」と、外見から言動まで非常に似ている。
- 黒薔薇家総帥ロズウェル
- 年齢:21歳 クラス:ネクロマンサー 武器:杖
- ヴァーレンヒルズの北半分を占める『黒薔薇(ブランテーゼ)』家の総帥。
- 大魔導士『バロイ』を同じく祖に持ち、土地を二分している白薔薇家とは、現在では敵対関係にある。
- 帝国軍に魔導砲『アンク』を奪われ、ユグドラたちと行動を共にすることになる。
- 意外にもバナナンの実が大好物。
- 白薔薇家総帥ロザリィ
- 年齢:19歳 クラス:ウィッチ 武器:杖
- ヴァーレンヒルズの南半分を占める『白薔薇(エスメラルダ)』家の総帥。
- 大魔導士『バロイ』を同じく祖に持ち、土地を二分している黒薔薇家とは、現在では敵対関係にある。
- 帝国軍に魔導砲『アンク』を奪われ、ユグドラたちと行動を共にすることになる。
- ロープや鎖、目隠しなどの拷問道具で大きく士気回復することから、SM趣味があると思われる。
- 魔剣士ラッセル
- 年齢:25歳 クラス:フェンサー 武器:剣
- ファンタジニア王国・カローナ出身の剣士。数々の魔剣を操り『魔剣士』の異名を持つ。特に斬鉄剣がお気に入りのようだ。
- カローナが陥落した際に帝国軍に捕らえられるが、その際に剣の腕を高く買われ、現在では五頭竜将の一人に重用されている。婚約者を人質に取られていて、帝国に逆らえなかった様子。
- 革命戦士クルス
- 年齢:22歳 クラス:ハンター 武器:弓
- マルドゥークの森を拠点に活動していたレジスタンスのリーダー。
- ラッセルと同じくカローナの出身で、帝国に奪われたカローナ要塞をしばしば夜襲していたらしい。
- ミゼル率いる賞金稼ぎにアジトを奪われた際、偶然森を通りかかったミラノ達の協力を得て、アジトを奪還。
- その後も成り行きでついていくことになる。
- 見習いエレナ
- 年齢:16歳 クラス:アサシン 武器:弓
- 帝国の軍人の家系であり、レオンの実の妹。
- 残虐非道な戦い方をする兄を止めるため、帝国軍の特殊部隊に入隊し機会を窺っている。
[編集] その他の仲間たち
- 気まぐれキリエ
- 年齢:17歳 クラス:グリフライダー 武器:斧 カード:ミラージュ・グラヴィティカオス
- ミラノの幼馴染の少女。グリフォン使いであり、愛獣のアルと共にミラノの窮地に駆けつける。
- ミラノには好意を抱いているようで、ユグドラに対しては心中穏やかではない模様。
- 鋼のゴードン
- クラス:テンプルナイト 武器:槍 カード:エースガード
- メリア教国を守護する「テンプルナイツ」のリーダー。
- ユグドラが聖域へ向かう際に一時的に王国軍の指揮下に入るが、正式に仲間として参入することはない。
- 忠義なるコブン
- クラス:シーフ 武器:斧
- ミラノ盗賊団の一員。いわゆるモブキャラ。
- 正確には一人のキャラではなく、盗賊団員のことを指していう言葉。
- 登場するたびに一人称や口調が変わるのはそのため。
[編集] 新生ブロンキア帝国
- 焔帝ガルカーサ
- 年齢:20歳 クラス:ドラゴンナイト 武器:鎌 カード:ジェノサイド
- 新生ブロンキア帝国の皇帝。焔帝と称される。
- 若き青年だが、先帝を武力によって廃し、自らが皇帝となって独裁政治を始め、ファンタジニア王国に侵略戦争を仕掛けた。
- ゲームでは敵役だが、ブロンキア国民の支持は厚いようだ。
- 双生の戦乙女アイギナ
- クラス:ヴァルキリー 武器:剣 カード:レヴォリューション
- 赤と黒で彩られた甲冑に身を包んだ金髪の少女。
- ルシエナとは双子の姉妹であり、容姿も非常に似ているため、その事を利用した神出鬼没の戦術を得意とする。
- ユグドラと同じ金髪碧眼を持つが、その出自は伏せられている。
- フルネームはアイギナ=アイネ=アルトワルツ。
- 双生の戦乙女ルシエナ
- クラス:ヴァルキリー 武器:剣 カード:レヴォリューション
- 赤と黒で彩られた甲冑に身を包んだ金髪の少女。
- アイギナとは双子の姉妹であり、容姿も非常に似ているため、その事を利用した神出鬼没の戦術を得意とする。
- ユグドラと同じ金髪碧眼を持つが、その出自は伏せられている。
- フルネームはルシエナ=ルーン=アルトワルツ。
- 宮廷魔術師ユーディ
- クラス:ウィッチ 武器:杖 カード:フレイム
- サディスティックな性格の宮廷魔術師。
- 火砲の扱いにも長け、大砲・アンクカノンを用いて度々王国軍を苦しめる。
・・・・・・・が、彼女が大砲を使うところには必ず不発弾が落ちていることから、実はあまり上手ではないかもしれない。
- 傭兵団長インザーギ
- クラス:フェンサー 武器:剣 カード:バンシーズクライ
- 傭兵隊の隊長。金のためならあらゆる事に手を染める。
- 現在は帝国軍に雇われているが、オルテガ山賊団の一員として登場することも。
- 暗殺者ジルヴァ
- クラス:アサシン 武器:弓 カード:ブラッディクロー
- 帝国軍暗殺部隊の隊長。
- 隊員であるエレナに目をかけている。
- (見習いエレナ)
- クラス:アサシン 武器:弓
- 詳しくは王国軍の欄を参照。
- ジルヴァ率いる帝国軍暗殺部隊の隊員。
- アサシンとしての腕はまだまだ未熟。
[編集] 五頭竜将
- 緋雪姫エミリオ
- クラス:グリフライダー 武器:斧 カード:グラヴィティカオス
- ガルカーサの異母妹。緋色の羽を振りまきながら、勇ましく戦う姿から「緋雪姫」と称される。
- 兄譲りの強さを誇り、五頭竜将の一人として名を連ねる。兄に劣らぬ強力な技の使い手。
- 黒騎士レオン
- クラス:ナイト 武器:槍 カード:チャリオット
- 五頭竜将の一人にして、エレナの実の兄。
- 性格は横暴かつ残忍で、戦う理由も大義などの為ではなく純粋に戦いを楽しみたいため。
- 王国軍のデュランと対照的な性格であり、またデュランとの戦闘時のやりとりから彼とは少なからず因縁がある様子。
- 軍神バルドゥス
- クラス:ガーディアンナイト 武器:槍 カード:エースガード
- 焔帝の信頼も厚い、「軍神」。
- 配下のガーディアンナイトと共に、難攻不落のイシュナート要塞を守る。
- 堕天のネシア
- クラス:ジ・エインシャント 武器:書 カード:リィンカーネーション
- 帝国軍の参謀で、五頭竜将の一人でもある。
- 輪廻転生を司る魔術師で、その正体は……。
- (魔剣士ラッセル)
- クラス:フェンサー 武器:剣 カード:アイテムブレイク
- 詳しくは王国軍の欄を参照。
- 五頭竜将の一員として序盤から度々交戦することになるが、
- 展開次第では王国軍に力を貸してくれることになる。
[編集] その他の国のキャラクター
- 女王エメローネ
- クラス:ウンディーネ 武器:槍 カード:ブリザード
- エンベリア公国の女王。
- 特攻のイシーヌ
- クラス:ウンディーネ 武器:槍 カード:ブリザード
- エメローネ配下の戦士。非常に好戦的。
- 賞金稼ぎミゼル
- クラス:ハンター 武器:弓 カード:サンダーボルト
- マルドゥークの森に拠点を持つ賞金稼ぎ。趣味は靴集め。集めた賞金はすべて靴を買うために使っているらしい。
- 高額の賞金首であるユグドラの前によく現れる。完全な敵役として何度も登場しながら、結局最後まで戦死しなかった希有なキャラクター。
- なぜか登場する時に「ぱっぱらー♪」という効果音が鳴る。
- 山賊王オルテガ
- クラス:バンディット 武器:斧 カード:ミラージュ・ロックフォール
- ヴァーレンヒルズ付近に根城を持つ「山賊王」。
- 部下の信頼も厚い。
- 不思議魔女パメラ
- クラス:ミスティックウィッチ 武器:杖 カード:フォーチュン
- マルドゥークの森に住む魔女。
- ヘンな性格をしているが、魔力は高い。
- 蛮族王ドルト
- クラス:バンディット 武器:斧 カード:サンドストーム
- ニルルド砂漠に拠点を置く「蛮族王」。
- ゴーレムの「生ける要塞マモリガミ」を守り神として奉っている。
- 教皇ヨハイム
- 第47代メリア教国の教皇。
- 載冠後、ルシエナによって殺される。
- 大司教マルディム
- クラス:ネクロマンサー 武器:杖 カード:ポイズンブレス
- メリア教国の大司教でユベロンの腹心。
- 帝国と密通していたらしく、そのうちユベロンを裏切るはずだった。
- 神官でありながら神を信じていない。
- 枢機卿ユベロン
- クラス:ネクロマンサー 武器:杖 カード:メデューサアイ
- 財力を背景に現教皇を廃し、自らその座を奪わんとした枢機卿。
- すべてはマルディムの責任だと言ったり、命乞いをするなど、かなり情けない人物。
- 妖しのアマレウス
- クラス:アサシン 武器:弓
- ユベロン配下の部隊(通称メリアント)の暗殺者。強い信仰心を持っており、死をも恐れない。
- フラウベの娘モニカ
- クラス:ヴァルキリー 武器:剣 カード:サンクチュアリ
- 王国軍が帝国領に侵攻してきた際に、祖国を守るため「反パルタ勢力」を率いて立ち上がった民間人の少女。
- 勇者カナン
- クラス:フェンサー 武器:剣 カード:バニッシュ
- モニカの幼なじみ。モニカと同様、訓練を受けていない民間人のため、実力は低い。
- マリエッタ
- クラス:アークエンジェル 武器:杖 カード:リヴェリオン
- 天界の狭間の番人。ヘヴンズゲートの警戒に従事する守護天使。
- 手に持つ杖の名は叡智の聖杖。
[編集] Riviera ~約束の地リヴィエラ~との共通点
同一スタッフが製作したRiviera ~約束の地リヴィエラ~と内容を比較すると、総合的なゲーム性は全く異なるものの、共通点も多い。
最も共通性が見出しやすいのはグラフィック面で、丁寧に描き込まれたドット絵のキャラクターや背景もさることながら、小さいながらも読みやすい独特の英字フォントは、他社の作品には見られない大きな特徴である。 またシステム面では、複数キャラクター間における戦略資源(アイテムやタクティカルカード)の共有、スキルゲージといった点に共通性が存在する。
世界観においては、劇中では明言されていないがこれら二作品の世界はそれぞれがヘブンズゲートを介して神界と繋がっていること、また両作品に登場する「神界」は同一の存在である事が明言されている(電撃「マ)王でのスタッフインタビューより)。この事は、両作品に共通した名称のアイテム等が登場する事、また本作に登場するキャラクターである“マリエッタ”のデザインがリヴィエラのとあるキャラクターに酷似している(最強技の名称も同じ)事からも推測される。今後“ヘブンズゲートに繋がる第三の世界”を舞台としたゲームが発売される可能性もあるとのこと。
なお、リヴィエラでは女性キャラクターの沐浴シーンのイベントCGがあったことから、今作にもあるのではないかと一部のユーザーに期待されていたが、やはり存在した。
[編集] 北米版のレーティング
日本版は全年齢対象だが、北米版ではTeen(13歳以上対象)となっている。その理由は、「一部の裸」「暴力的な発言」「残酷な描写」「飲酒の表現」や、日本版よりも過激に表現されている沐浴イベントなどに因る。