ラシャーヌ!
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『ラシャーヌ!』とは、漫画家魔夜峰央が1978年から1989年にかけて発表された全7巻からなるコメディ漫画。なお、文庫版も出版されている。
怪奇漫画中心に活躍していた魔夜が、『パタリロ!』などのコメディ漫画路線に転身した最初の作品。破滅的な性格を持つ美少年ラシャーヌがとある人物に一目惚れし、周囲を巻き込んで大騒動した挙げ句にフラれるというのが主な展開である。
番外編として、ラシャーヌが成長したその後を描く『パパラシャーヌ!』も存在する。
[編集] 登場人物
ラシャーヌ
- ハッサンの息子。インド出身。
- 人をおちょくるのが大好きな美少年。
- 破壊的な性格で、おちょくるだけでなく大損害を被らせる事もしばしば。パタリロですら例外ではない。
- 惚れっぽい性格で、異性同性問わず恋をしてはフラれてばっかり。
- 振られる度に「あーーーーい！」と泣く。
- 叔父に習っている拳法が得意。
- 彼の家庭教師の先生は必ずといっていいほど怪我をする。
- サラビアの戦争に加わり、１ダースの手榴弾を持ち帰ろうとしたため、刑務所に入ったことがある。
- 化粧をすると、彼のいとこのヤスミンに似ている。
- 『パタリロ!』に何度かゲストで登場している（アニメ「パタリロ!」に1シーンだけ、電話混線の際に登場している。声優は竹田えりだった）。
- 10年後、とある令嬢と念願かなって結婚し息子を設けるが、性格は変わらなかった。
ハッサン
ラシャーヌの父親でヤスミンにはおじにあたる。ラシャーヌの日々のおちょくりの標的。インドの実業家。
おじさん
ハッサンの弟でラシャーヌの叔父。拳法の達人で道場主。独身。ラシャーヌとの関係は元々はおちょくり相手での行為だったのだが、いつの間にかエスカレートしていく。
ばあや
家の手伝い。初登場時はただのおばあさんだったが、すぐ外観がパタリロの様になった。『パパラシャーヌ!』では啼くなってり、幽霊として登場する。
マダム・ローゼン
ハッサンをパーティーに招いた人物。美少年をカイヌンの眼という宝石で操って、少年の姿を見るのが趣味。しかしそのもくろみはラシャーヌの活躍によって失敗する。
ヤスミン
ラシャーヌのいとこ。ハッサンの姪。母親が外交官と結婚したためパリに住んでいる。ある関係で知り合った伯爵と結婚する。
ビショーネ
ラシャーヌの息子。母親は病弱なためスイスで療養中。破滅的性格の父親を持ったおかげでたくましい性格に育っている。
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