レオノーレ序曲第3番
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レオノーレ序曲第3番(レオノーレじょきょくだい3ばん) 作品72は、ベートーヴェンが1806年の初頭に作曲した序曲である。元来、歌劇「レオノーレ」(フィデリオ)の改訂上演のためにその序曲として作曲されたものである。この楽曲の前に同じ歌劇のために2曲、後に1曲の序曲が書かれており、最後のものが現在歌劇「フィデリオ」の序曲として演奏される。どの序曲も単独で演奏されることが多くあるが、演奏機会からいえばこの「レオノーレ序曲第3番」が最も多いだろう。
[編集] 構成
ソナタ形式。ハ長調。展開部の途中で現れるトランペットのファンファーレが印象的である。このファンファーレはレオノーレ序曲第2番と旋律がいくらか異なっており、聞き比べるとおもしろい。
[編集] 作曲の背景
レオノーレ序曲はオペラ「フィデリオ」の序曲として書かれた。結局、5番目(?)の草稿で、やっと完成するが、それまでに「レオノーレ序曲」は4つ作られている。このうち、この3番は演奏会で幅広く演奏される他、歌劇「フィデリオ」上演の際に、その第2幕第2場の前に挿入されることがある。
[編集] 楽器編成
フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ1対、弦五部(第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)
カテゴリ: ベートーヴェンの楽曲 | 序曲