ヴィオラソナタ
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ヴィオラ・ソナタとは、ヴィオラのためのソナタである。ピアノとの二重奏ソナタが多いが、無伴奏のヴィオラ・ソナタも近現代には数多く作曲されている。
なおこの項では、作曲家によって「ソナタ」と銘打たれていない独奏ヴィオラのための作品も取り扱うものとする。
目次 |
[編集] 歴史
ロマン派の時代には、ヴィオラは独奏楽器としてはほとんど無視された状態であったこともあり、ヴィオラ・ソナタや独奏曲はあまり残されていない。残された曲のうちでは、ブラームスの2曲のヴィオラ・ソナタが(ともに元はクラリネット・ソナタであるとは言え)有名であり、今日もよく演奏される。
近代以降、プリムローズ、ターティスらヴィオラの独奏者が現れ、ヴィオラ・ソナタや独奏曲も多く書かれるようになってきている。ヴィオラ奏者としても活躍したヒンデミットは、ヴィオラとピアノのためのソナタ、無伴奏ヴィオラソナタを合わせて7曲残した。ショスタコーヴィチの最後の作品となったヴィオラ・ソナタは、作曲者の全作品中でもこのジャンルにおいても重要な1つとして評価されている。
[編集] ヴィオラ・ソナタの一覧
[編集] 無伴奏ヴィオラ・ソナタ
[編集] ヴィオラとピアノ
- ベートーヴェン - ヴィオラとピアノのためのノットゥルノ ニ長調 Op.42(1803)
- メンデルスゾーン - ヴィオラ・ソナタ ハ短調
- シューマン - 「おとぎの絵本」Op.113(独奏ヴィオラとピアノ)
- ブラームス - ヴィオラ・ソナタ〔第1番ヘ短調Op.120-1、第2番変ホ長調Op.120-2(原曲はクラリネット・ソナタ)〕
- ヴュータン - ヴィオラ・ソナタ変ロ長調Op.36
- ヴュータン - 「エレジー」Op.30
- グリンカ - ヴィオラ・ソナタ ニ短調
- ヒンデミット - ヴィオラ・ソナタ〔Op.11-4、Op.25-4、1939年作曲 の3曲〕
- ブロッホ - ヴィオラとピアノのための組曲(1919年)
- レベッカ・クラーク - ヴィオラ・ソナタ(1919年)
- バックス - ヴィオラ・ソナタ ハ短調 (1922年)
- ミヨー - 『四つの顔』op.238(1943年)
- ショスタコーヴィチ - ヴィオラ・ソナタ Op.147(1975年)
- ブリテン - 『ラクリメ―ダウランドの歌曲の投影』op.48(1950)
- 武満徹 - 鳥が道に降りてきた(A Bird came down the Walk, 1994年)