三厩駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三厩駅(みんまやえき)は、青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩東町にある東日本旅客鉄道(JR東日本)津軽線の終点駅である。
- 「厩」の文字について:#その他
目次 |
[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線のホームを有する地上駅。構内には気動車を収容する車庫があるほか、青森運輸区三厩乗務員休憩所がある。
駅舎は開業当時のものを使用している。直営駅であるが、これは新中小国信号場~三厩駅間はCTC化されていないため、運転取り扱い業務をするための駅員が必要だからである。駅員は2名(駅長を含む)配置されているが、特殊日勤と呼ばれる5時から20時までの15時間勤務である。そのため要員が足りず、月に数回程度、蟹田駅助役が助勤にあたっている。マルス端末の設置はなく、POS端末のみ設置。指定券は料金補充券にて対応している。
[編集] バス
[編集] 駅周辺
- 国道280号
- 外ヶ浜町三厩支所
- 三厩郵便局
- 三厩体育館
- 外ヶ浜町立三厩小学校
[編集] 当駅から接続する観光地
- 階段国道 - 上る場合、三厩地区循環バスに乗車約35分、「龍飛漁港」下車。下る場合、同じバスに乗車約40分、「龍飛崎灯台」下車。
- 青函トンネル記念館 - 三厩地区循環バスに乗車約40分、「青函トンネル記念館前」下車。
- 龍飛崎 - 三厩地区循環バスに乗車約40分、「龍飛崎灯台」下車後、徒歩約5分。
[編集] 利用状況
- 2005年度の乗車人員は、1日平均35人である。
[編集] 歴史
- 1958年10月21日 - 開業。
- 1987年4月1日 - 国鉄の分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1991年3月16日 - 駅名の読みをみうまやからみんまやに変更。
- 2002年(平成14年) - 東北の駅百選に選定される。
[編集] その他
- 「かつては青函トンネル建設基地として、たくさんの人々が訪れたが、現在は、旅情豊かな風と潮の町の静寂な駅」として、東北の駅百選に選定された。
- 「厩」の字は、JIS X 0213:2004の例示字形における字形(メイリオフォントに採用されている)を用いており、現在の大部分の環境においては、正しい字形で表示されない。[1]
[編集] 隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- 津軽線
- 津軽浜名駅 - 三厩駅