蓬田駅
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蓬田駅(よもぎたえき)は、青森県東津軽郡蓬田村にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)津軽線の駅である。
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[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線のホームを有する地上駅。かつては島式ホーム1面2線であったが、津軽海峡線開業時に有効長が短く、貨物列車に対応できなかったため棒線化され、郷沢駅寄りにホームを移転した。なお、旧ホームは撤去されずに残されたままである。
駅舎は開業当時のものを使用している。出札口は板で塞がれている。津軽海峡線開業前では前述の通り交換駅であったため、タブレットの交換を行っていた。なお1961年以降の夜間は社員が不在となったため、青森~蟹田間で併合閉塞となり、この時間帯においてはタブレットの交換をしていなかった。現在は無人駅であるが、開業当初は駅長配置の直営駅であった。のちの合理化で蓬田駅所属の駅員が廃止され、蟹田駅所属の蓬田在勤駅員が配置された。JR民営化後は蟹田駅から駅員が派遣される形態となっていたが、2001年も以って派遣が廃止され、現在にいたっている。
[編集] 駅周辺
- 蓬田村役場
- 蓬田小学校
- 国道280号
[編集] 歴史
- 1951年12月5日 - 開業。
- 1958年10月21日 - 小口扱を除く貨物取扱廃止。
- 1961年10月 - 夜間無人化(青森~蟹田間夜間併合閉塞化に伴う)。
- 1968年10月21日 - 貨物取扱を完全廃止。
- 1987年4月1日 - 国鉄の分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2001年12月 - 無人化。