蟹田駅
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蟹田駅(かにたえき)は、青森県東津軽郡外ヶ浜町字上蟹田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)津軽線の駅。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
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- 分岐駅である中小国駅では、海峡線列車の停車がないため、同線方面へ乗車するには当駅が事実上分岐駅となり、直通列車を利用する必要がある。
[編集] 駅構造
- 2面3線ホームを持つ地上駅。なおホームの有効長は8両(客車は7両)。
- のりば
1 | ■津軽海峡線 | 青森・八戸方面 |
■津軽線 | 蓬田・青森方面 | |
2 | ■津軽線 | 蓬田・青森方面(当駅始発) |
3 | ■津軽海峡線 | 木古内・函館方面 |
■津軽線 | 今別・三厩方面 |
社員配置駅で駅員が8名配置されている(駅長1名、助役3名含む)。助役は駅構内の入れ替え作業の信号扱いやCTC化されていない新中小国信号場~三厩駅間の閉塞扱いを行う。また三厩駅が要員不足の場合は助勤要員として派遣される。当直要員は営業担当1名と当務助役1名。管理下にある駅は以下の通り。
駅舎は木造平屋建てで、みどりの窓口、自動券売機がある。駅スタンプも設置されている。
[編集] バス
[編集] 駅周辺(五十音順)
[編集] 利用状況
- 2005年度の乗車人員は、1日平均260人である。
[編集] その他の特徴
- JR東日本とJR北海道との分岐点は、中小国駅であるが、中小国駅には津軽海峡線の列車は停車しないため、JR東日本とJR北海道の乗務員の交代が行われる(ただし、通過列車の場合は青森駅で行われる)。
- 2002年12月のダイヤ改正から津軽海峡線は普通列車(快速海峡)が廃止され、特急白鳥・スーパー白鳥が停車する。そのため、蟹田駅~木古内駅間の各駅で普通車自由席に乗車する場合は、特急料金が不要となる特例が設けられている。そのため、「青春18きっぷ」利用者の当駅での乗り換えが多い。
- 2・3番線には海峡線開通を記念して、蟹田を舞台の一つとする太宰治の小説『津軽』の一節を刻んだボードが立てられている。