京阪特急 (楽曲)
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京阪特急(けいはんとっきゅう)は、京阪電気鉄道が運行する特急列車(京阪特急)を宣伝するため制作された楽曲。
本項では2003年に歌唱された「出町柳から」と「朝靄の京橋で乗り換え」についても記述する。
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[編集] 概要
京阪特急のテーマソングとして1958年(昭和33年)に制作。当初は京阪本線が天満橋~三条だったため、歌詞も「天満橋から三条へ」となっていたが、1963年(昭和38年)4月15日(営業開始は翌4月16日より)の淀屋橋延伸に伴い、「淀屋橋から三条へ」と歌詞が変更された。その後は次第に歌われなくなり、1989年(平成元年)10月5日に鴨東線が開業し京阪特急が出町柳へ延伸されても「淀屋橋から出町柳へ」と歌われることはなかった。2001年(平成13年)に発売された「スルッとKANSAI Sound Collection Vol.01」に「淀屋橋から三条へ」バージョンが収録されている。
その後2003年(平成15年)に三浦理恵子が「中之島ゆき」名義で歌唱した「出町柳から」と「朝靄の京橋で乗り換え」と言うタイトルで京阪特急の楽曲が作成された。この曲は、京阪当局が「淀屋レコード」名義でミニアルバムのCDを発売し、現在でもイベント時に入手可能である。
[編集] 京阪特急
ひらかたパークやひらかた大菊人形、鴨川など京阪特急沿線の風物が歌い込まれているが、琵琶湖(大津線沿線で京阪特急とは無関係)や比叡山ドライブウェイ(京阪系)などはむしろ京阪グループ全体に関する風物と言える。また、当時の京阪特急は京阪間ノンストップで、枚方市駅には停車しなかった(ひらかたパーク最寄りの枚方公園駅は現在でも通過する)。
当時の車窓を反映していたが、京都市街の鴨川東岸を走っていた区間は1987年(昭和62年)に地下化されて車窓から鴨川が消え、またひらかたパークのひらかた大菊人形も2005年(平成17年)を限りに開催されなくなってしまった。
[編集] 出町柳から
- 作詞・作曲
- 歌:三浦理恵子(中之島ゆき)
[編集] 朝靄の京橋で乗り換え
- 作詞・作曲
- 歌:三浦理恵子(中之島ゆき)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 天満橋から三条へ 「京阪特急」 歌詞など。
- 京阪特急の歌テキスト ピアノでの演奏あり。
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