住吉駅 (熊本県)
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住吉駅(すみよしえき)は、熊本県宇土市住吉町846番地に所在する九州旅客鉄道(JR九州)三角線の駅である。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。かつては、木造の駅舎があったが、平成になり台風被災で倒壊し撤去された。
各ホームには待合所が設けられており、うち熊本方面ホームのものには自動券売機が1台設置されている。無人駅だが、繁忙期のみ社員が派遣され、特別改札を実施する事がある。
8両編成まで対応の長いホームや、駅前の旅館跡の民家などかつての繁栄をしのばせるものがある。
[編集] 駅周辺
周辺には田圃が広がっているが、国道沿いなどには住宅が点在する。北側は干拓によって造成された土地である。
また、北側の国道上には産交バスの住吉駅前バス停があり、熊本空港・熊本交通センター方面と天草方面を結ぶ快速バス「あまくさ号」が利用できるほか、三角駅方面と宇土駅方面を結ぶ路線を利用できる。
- あじさいの湯
- 住吉漁業協同組合
- 住吉自然公園
- 住吉神社
- 国道57号
[編集] 歴史
九州鉄道により現在の三角線が開通した当初から存在する駅である。
- 1899年(明治32年)12月25日 - 九州鉄道(初代)が開設。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道(初代)が国有化され帝国鉄道庁が所管。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。