兵庫県第9区
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行政区域 | 兵庫県明石市、洲本市、南あわじ市、淡路市 |
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比例区 | 近畿ブロック |
設置年 | 平成6年(1994年) |
選出議員 | 西村康稔(自由民主党) |
有権者数 | 362,696人(2005年9月2日現在) |
兵庫県第9区(ひょうごけんだい9く)は日本の衆議院議員総選挙における選挙区域である。 1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置された。
目次 |
[編集] 行政区域
[編集] 特徴・実情
中選挙区時代は、明石市は東播地区で兵庫3区、淡路島は阪神地区とともに兵庫2区であった。小選挙区制導入に伴い、人口配分や航路が複数運行されていることなど地域的なつながりが考慮され明石市と淡路島が同じ区となった。
前身の兵庫2区時代から原健三郎、永田亮一、宮本一三ら淡路島を地盤とする保守系候補がしのぎを削っていたが、 小選挙区制となってからも淡路島を地盤とする保守系候補の分裂選挙が続いている[1]。
[編集] 議員
比例代表当選者を含む。
[編集] 選挙結果
当落 | 得票 | 候補者 | 政党 | 経歴 |
---|---|---|---|---|
当 | 136,605 | 西村康稔 | 自由民主党 | 前 |
61,617 | 畠中光成 | 民主党 | 新 | |
21,647 | 宮本一三 | 新党日本 | 元 | |
14,539 | 大椙鉄夫 | 日本共産党 | 新 |
当落 | 得票 | 候補者 | 政党 | 経歴 |
---|---|---|---|---|
当 | 86,631 | 西村康稔 | 無所属 | 新 |
65,374 | 宮本一三 | 自由民主党 | 前 | |
47,406 | 畠中光成 | 民主党 | 新 | |
12,694 | 筧直樹 | 日本共産党 | 新 |
当落 | 得票 | 候補者 | 政党 | 経歴 |
---|---|---|---|---|
当 | 70,119 | 宮本一三 | 自由民主党 | 前 |
64,630 | 西村康稔 | 無所属 | 新 | |
50,677 | 藤本欣三 | 民主党 | 新 | |
22,946 | 市川幸美 | 日本共産党 | 新 | |
2,502 | 芦村秀一 | 自由連合 | 新 |
当落 | 得票 | 候補者 | 政党 | 経歴 |
---|---|---|---|---|
当 | 75,274 | 宮本一三 | 新進党 | 前 |
比当 | 67,329 | 原健三郎 | 自由民主党 | 前 |
28,515 | 若宮清 | 民主党 | 新 |
[編集] 大日本帝国憲法下
1889年(明治22年)に衆議院議員選挙法が成立した際には小選挙区制であり城崎郡、美含郡、気多郡、出石郡、七美郡、二方郡、養父郡、朝来郡(但馬地区)が兵庫県第9区であった。(定数は2、1900年まで)
1919年から1925年の間にも兵庫県第9区があり加東郡、多可郡、加西郡が選挙区域であった。
[編集] 脚注
- ^ 現議員の西村康稔は明石市出身であるが、原健三郎の親戚にあたり、彼の後継として2000年の総選挙から出馬している。