名古屋大谷高等学校
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名古屋大谷高等学校 | |
過去の名称 | 講研所(1872~1876) 大谷派普通学校(1887~1899) 旧制尾張中学校(1908~1947) 尾張高等学校(1948~1984) |
国公私立の別 | 私立学校 |
運営 | 学校法人尾張学園 |
校訓 |
人と生まれ人になる |
設立 | 1827年(東本願寺名古屋別院閲蔵長屋) |
共学・別学 | 男女共学 |
所在地 | |
最寄駅 | 地下鉄桜通線瑞穂区役所駅 |
所在地 | 〒467-8511 |
愛知県名古屋市瑞穂区高田町4-16 |
名古屋大谷高等学校(なごやおおたに こうとうがっこう)は、愛知県名古屋市瑞穂区に位置する私立の高等学校である。学校法人尾張学園が運営。
目次 |
[編集] 沿革
- 1827年 東本願寺名古屋別院掛所内に閲蔵長屋創設
- 1872年 講研所と改称
- 1876年 尾張小学校と改称
- 1887年 大谷派普通学校と改称
- 1888年 南条文雄(日本初の文学博士)が校長に就任
- 1899年 私立真宗大谷派中学と改称
- 1908年 私立尾張中学校(旧制)文部省認可
- 1921年 私立尾張中学校に真宗専門学校(現・同朋大学)創立
- 1936年 名古屋市瑞穂区高田町に移転
- 1947年 尾張中学校(新制)設立認可
- 1948年 尾張学園尾張高等学校と改称
- 1955年 商業課程併設
- 1956年 尾張中学校廃止
- 1963年 普通課程・商業課程を普通科・商業科と改称
- 1984年 名古屋大谷高等学校と改称。豊田分校(現・豊田大谷高等学校)開校
- 1998年 創立170周年記念式典を挙行
- 1999年 男女共学開始
- 2003年 文部科学省学力向上フロンティアハイスクール事業実践校になる
[編集] 学科
- 全日制
- 普通科
- 特別進学コース
- 英語進学コース
- 福祉医療進学コース
- 文理進学コース
- 商業科
- 国際情報コース
- 普通科
[編集] 学校の特色
- 真宗大谷派の関係高校。必修で宗教の時間があり、仏教関連の行事も多い。
- 新入生に対して東本願寺への研修旅行が実施されている。
- 閲蔵長屋・旧制中学校の時代も含めれば200年近い歴史を持つが、何度も校名を改称しているため、その沿革を知る人は少ない。2000人を超える生徒数を活かして、「2000人2001脚」に挑戦(2001年6月)し、ギネス記録に認定された。
- 旧制中学時代は名門校だったが、戦後に高等学校が乱立したことにより入試難易度が下がった。
[編集] 進路
- 進学を希望する生徒は、大半が地元の私大や専門学校へと進む。
- 系列校である愛知新城大谷大学に特別推薦枠が多くある。
- 近年、国公立大学合格者は一桁台で推移している。
- かつてに比べれば近年は減少傾向にあるが、就職を希望する生徒も多い。