名古屋市立菊里高等学校

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名古屋市立菊里高等学校
国公私立の別	公立（市立）
複合選抜の分類	普通科：尾張1群Bグループ音楽科：専門学科Bグループ
設立年月日	1896年（明治29年）
共学・別学	男女共学
過去の名称	愛知県名古屋高等女学校名古屋市立第一高等女学校名古屋市立第一高等学校
課程	全日制課程
学科	普通科、音楽科
所在地・連絡先
所在地	〒464-0802
名古屋市千種区星が丘元町13番7号
電話番号	052-781-0445
FAX番号	052-782-1019
外部リンク	公式サイト

名古屋市立菊里高等学校（なごやしりつきくざとこうとうがっこう）は、愛知県名古屋市千種区星が丘元町にある公立の高等学校。

[編集] 概要

普通科は県内有数の進学校、音楽科は全国屈指のレベルで知られる。前身が名古屋市立第一高等女学校（通称：市一「しいち」）であるため年輩者・高齢者には名門女学校のイメージも残るが、現在は名古屋市東部の進学校として、普通科はほぼ1：1の男女比率となっている。音楽科は、圧倒的に女子生徒が多い。

東山地区の丘陵地に立地し、周囲は自然に恵まれている。その一方で、最寄り駅である地下鉄東山線星ヶ丘駅（徒歩5分）周辺は名古屋市東部の中心街のひとつであり、星ヶ丘三越、星ヶ丘テラスなどの商業施設や椙山女学園大学が立地するなど華やかな周辺環境となっている。

「菊里」という校名は、1962年(昭和37年)までの所在地であった「名古屋市中区菊里町」（現在の中区新栄3丁目）に由来する。

なお、菊里はNHK名古屋放送局制作のテレビドラマ「中学生日記」に登場する「梅里高校」（うめざとこうこう）のモデルである（とされる）。

[編集] 沿革

1896年(明治29年) - 愛知県名古屋高等女学校として創立。
1912年(明治45年) - 名古屋市立第一高等女学校と改名。
1948年(昭和23年)4月 - 学制改革により名古屋市立第一高等学校となる。
1948年(昭和23年)10月 - 高校統合により名古屋市立第二商業高等学校（旧第二商業学校）と合併、名古屋市立菊里高等学校となる。
1949年(昭和24年) - 音楽科新設。
1962年(昭和37年) - 全日制課程が現在の星ヶ丘校舎に移転。
1971年(昭和46年) - 定時制課程が名古屋市立錦高等学校として独立。
1973年(昭和48年) - 学校群制度による第1期生入学。
千種高校と名古屋1群、市立向陽高校と名古屋15群を組む。
1989年(平成元年) - 複合選抜入試制度による第1期生入学。
普通科は尾張1群Bグループ、音楽科は専門学科Bグループに属する。
1995年(平成7年)6月 - 創立100周年記念式典。
1995年(平成7年)8月 - 運動場全面改修。
1999年(平成11年) - 音楽科創立五十周年記念行事。
2003年(平成15年) - 第2体育館（サブアリーナ・プール）完成。

[編集] 学科

全日制
- 普通科
- 音楽科

[編集] 教育目標

市民社会の有為な一員として必要な資質を養う。
一般的教養を高めるとともに個性の伸長をはかり、自主的学習態度を育て基礎学力の充実に努める。
社会について理解を深め、健全な批判力を養うとともに自他の敬愛と協力によって、文化の創造と国家社会の発展に寄与するよう努力させる。

[編集] 校歌

吉澤義則作詞、下総皖一作曲による特徴的な旋律を持つ校歌であり、公式ホームページで音楽科合奏団による演奏を鑑賞することができる。

[編集] 校舎・施設・設備

校舎には普通教室棟、特別教室棟、音楽科棟などの棟があるが、普通教室棟と特別教室棟の間は独特のピロティ構造になっており、ピロティ部分にある教室は「ピロティ教室」と呼ばれる。教室の多くは窓は北向きに、南側の廊下はベランダ状になっているところが多い。また、平成18年度（2006年度）に全普通教室にも冷暖房が完備された。