中学生日記
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中学生日記(ちゅうがくせいにっき)はNHK名古屋放送局制作のテレビドラマ。
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[編集] 概要
中学校を舞台にしたテレビドラマで、教師同士の赤ちょうちんの場面が出るなど長らくホームドラマのような様相を呈していたが、1990年代後半、視聴者の意向を受け次第に道徳的となっていった。架空の学校である東桜中学校(とうおう-。NHK名古屋放送局の所在地、名古屋市東区東桜=ひがしさくらの地名に因む。2000年度までは名北中学校)を舞台とする中学生の学校生活やプライベートなどの諸問題をドラマを通して検証していく内容となっているが、近年は比較的ソフトな内容の番組も放送されている他、視聴者の意見を反映させた内容も放送される。原則として1話、若しくは2話完結(作品内容による)。
出演の中学生は、全員役名ではなく本名で出演している(ただし一度だけ、この慣例を無視し役名で登場した例がある。備考欄にて後述)。
1996年に広島大学から「ペスタロッチー教育賞」が贈られた。
[編集] 沿革
[編集] 現在の放送
いずれも教育テレビジョンでの全国放送(字幕放送。また映像送出は名古屋放送局から行われている)。海外にもNHKワールド・プレミアムで放送されるが、映像送出については東京・渋谷の放送センターから行われている(名古屋局からの映像素材を受けて収録したもの)。
- 初回放送 毎週土曜日21:30-22:00
- 再放送 毎週土曜日10:45-11:15
- 先生役 浜丘麻矢(2007年3年C組担任) モロ師岡(同2年B組担任) 高井俊彦(ランディーズ)(同1年A組担任)
- ※浜丘麻矢は2007年度、師岡と高井は2006年度から出演。
- 副音声で視覚障害者向けの場面解説放送がある(名古屋放送局のアナウンサーが担当)。但し、ドラマ形式以外の放送では原則として行われない。
- NHKワールド・プレミアムでは毎週日曜日18:10-18:40(JST)。ただし、字幕放送・副音声解説放送はなし。
- 2005年4月より番組史上初めて中学一年生のクラスが出演する事となった。その記念すべき一回目のタイトルは『川 s(リバース)』(主演 弓立翔哉、金沢西、木村駿介、竹内明日香)
- 月1回、過去に放送された内容を再放送する「中学生日記アーカイブス」も放送している。相当古い放送回では字幕放送・副音声解説放送が挿入されていないが、その回についても放送前に字幕放送・副音声解説放送を新たに追加挿入し放送される。
[編集] 中学生日記出身の俳優(前身番組を含む)
[編集] 先生
- 横光勝彦(1972年度…谷口先生役)
- 松枝錦治(1973年度…松川先生役)
- 杉本孝次(1974年度…杉真二先生役)
- 湯浅実(1975年度-1981年度…風間先生役)
- 東野英心(1982年度-1988年度…東先生役)
- 岡本富士太(1989年度-1995年度…南先生役)
- 久下香織子(1990年度-1991年度…早川先生役)
- 藤本喜久子(1992年度-1995年度…守山先生役)
- 土門廣(1996年度-1997年度…春日先生役)
- いとうまい子(1998年度-2000年度…仲川先生役)
- ジャイアント茶所(同上…星先生役)
- 竹本孝之(2001年度-2005年度…矢場先生役)
- 佐藤満月(2001年度-2002年度…若宮先生役)
- みれいゆ (2003年度-2006年度…黒川先生役)
- 倉田保昭(1970年頃…体育の先生役【役名は不明】)
[編集] 生徒
- 伊武雅刀(1967年度に出演)
- 大西ゆかり(2003年度から3年間出演。『'03春ミニスカ戦記・乙女の20センチ』に出演)
- 岡田有希子
- 岡本祐佳(1983年度から2年間出演。現在は名古屋ZIP-FMミュージック・ナビゲーター)
- 加藤晴彦
- 加藤美沙希(2003年度から2年間出演。『'03春ミニスカ戦記・乙女の20センチ』主演。『ナマ中夏祭り』(番組始まって以来の公開生放送。2004年度)では進行役)
- 上堂薗恭子(2004年度から2年間出演。現在はグラビアを中心にタレント活動をしている)
- 川原たかみ(2003年度『'03春ミニスカ戦記・乙女の20センチ』に出演)
- 近藤芳正(1977年度から2年間出演。1978年放送の『闘争宣言』で主演、2007度では父親役で出演)
- 竹下景子
- 玉木宏
- 戸田恵子
- 中野良子
- 葉山レイコ
- 広田さくら(後にプロレスラーになり、現役引退後はタレント業)
- 古川愛李(モーニング娘。のオーディションを受け、最終選考まで残ったことがある。ちなみにそのときの合格者は久住小春)
- 間野まりえ(2003年度『'03春ミニスカ戦記・乙女の20センチ』に出演)
- 南谷結
- 森本レオ(1967年度に出演)
- 安井あゆみ(2002年度から3年間出演。『'03春ミニスカ戦記・乙女の20センチ』に加藤美沙希の親友役で出演)
- 山守奈美(2003年度『地底人伝説』(4回シリーズ)に出演。現在はエステティシャン見習い)
[編集] その他
[編集] 備考
- 2005年度2年生の関戸優希が角川映画などが主催された「ミス・フェニックス」オーディションでスカウトされた。結果はインターネット投票2位で、準グランプリに受賞した。
- 舞台が名古屋ということもあり、制服の名札は東海3県の小中学校に特有の、小判型縦書きである。
- 出演できるのはNHK名古屋放送局まで公共交通機関を使い40分以内の範囲に住む小学6年生、中学1年生、中学2年生(ちなみに最寄駅は名古屋市営地下鉄栄駅・名鉄瀬戸線栄町駅)。これは、綿密なリハーサルを平日の18時~20時に行っているからである。よって名古屋圏以外に住む小中学生は出演することができない。
- 現在登場している先生の役名は名古屋市内の地下鉄の駅名にちなんでいる。
- 2004年度から全国の中学生を対象におもしろ体験談を募集し、その中から視聴者が一般電話(テレゴングシステムによる)、携帯電話、インターネット、地上デジタル放送(2006年度から)の投票によって1編を選び、実際にドラマ化するという『夏祭り』が毎年7月に行われ、この日は名古屋放送局内の公開スペース「プラザウェーブ21」から生放送される。(再放送もあるが、もちろん投票は受け付けていないため、電話番号部分は隠されている)
- 2006年7月3日(前編)・10日(後編…共に本放送日)に、中学生男子が少年愛者の男性から性暴力を受け、心の傷を負うという過激な内容のエピソード「誰にも言えない」が放送され、話題を集めた。この時の主人公を務めたのは石本翔太だが、ドラマの内容の深刻さや方向性と出演者本人の日常生活への関連を考慮してか、劇中では「秋山拓人」という役名で登場している。生徒役は原則として本名での出演が基本である『中学生日記』の放映史上、きわめて珍しいケースであると言える。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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