国道418号
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国道418号（こくどう418ごう）は、福井県大野市を起点とし、長野県飯田市を終点とする一般国道である。
岐阜県加茂郡八百津町南戸（みなと）の岐阜県道353号篠原八百津線分岐点から恵那市笠置町笠置ダム付近までの通行不能区間は、酷道マニア（趣味人）にはあまりにも有名な、狭隘・未整備区間であるが、近くの新丸山ダム建設で水没する予定のため、北岸にバイパスが建設中である[1]。また岐阜県側の温見峠付近には「落ちたら死ぬ!!」看板まであり、その他も狭隘区間が多い。紀伊半島の国道425号や四国の国道439号と共に日本三大酷道にも数えられている。
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[編集] 概要
[編集] 歴史
- 1982年4月1日：一般国道418号（長野県飯田市～岐阜県本巣郡根尾村）として指定。長野県飯田市～下伊那郡売木村は国道151号と重複。
- 1993年4月1日：長野県下伊那郡南信濃村（現飯田市）～下伊那郡売木村、岐阜県本巣郡根尾村（現本巣市）～福井県大野市を編入して起終点の方向を入れ替え、福井県大野市～長野県下伊那郡南信濃村（現飯田市）となる。
[編集] 重複区間
- 福井県大野市から岐阜県本巣市根尾樽見まで：国道157号
- 岐阜県関市一部区間：国道248号
- 加茂郡川辺町一部区間：国道41号
- 恵那市山岡町から恵那市岩村町まで：国道363号
- 恵那市岩村町から恵那市上矢作町まで：国道257号
- 長野県下伊那郡阿南町一部区間：国道151号
[編集] 通行不能区間
加茂郡八百津町（岐阜県道353号篠原八百津線分岐点）から恵那市（笠置ダム付近）までの約17.7kmは本区間を管理する岐阜県可茂土木事務所が通行を禁止している。通称『超酷道』。
温見峠付近の国道157号との重複区間には、「落ちたら死ぬ!!」と書かれた看板がある。両区間とも転落死亡事故が多数記録されており、ガードレールもない断崖路が続くため通行には危険が伴う。現在どちらも通行止が続いているが、特に笠置ダム～県道分岐は通行禁止措置及び新丸山ダム建設に伴う水没予定による未整備により、現在廃道同様の状態にある。
[編集] 通過市町村
- 福井県
- 岐阜県
- 長野県
[編集] 接続する道路
- 国道157号、国道158号、国道476号（大野市）
- 国道157号（本巣市根尾樽見）
- 国道256号（山県市）
- 国道156号、国道248号（関市）
- 国道41号（加茂郡川辺町）
- 岐阜県道83号、岐阜県道352号、岐阜県道353号（加茂郡八百津町）
- 国道19号（恵那市）
- 国道363号（恵那市山岡町）
- 国道257号、国道363号（恵那市岩村町）
- 国道257号（恵那市上矢作町）
- 国道153号（下伊那郡平谷村）
- 国道151号（下伊那郡阿南町）
- 国道152号（飯田市旧南信濃村）
[編集] バイパス
- 小瀬バイパス（岐阜県）
- 富加バイパス（岐阜県）
[編集] 別名
- 黒瀬街道
[編集] 主な峠
- 温見峠（標高1,040m）：福井県大野市～岐阜県本巣市
- 尾並坂峠（標高330m）：岐阜県本巣市～岐阜県山県市
- 平谷峠（標高1,164m）：長野県下伊那郡平谷村～長野県下伊那郡売木村
- 売木峠（標高980m）：長野県下伊那郡売木村～長野県下伊那郡阿南町
[編集] 道の駅
- うすずみ桜の里・ねお（本巣市）
- 上矢作ラ・フォーレ福寿の里（恵那市）
- 信州新野千石平（阿南町）
[編集] 関連項目
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