坂信一郎
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坂 信一郎(ばん しんいちろう、1949年10月18日 - )は、フリーアナウンサー。
東京都港区出身、東京都立日比谷高等学校、早稲田大学第一文学部卒業後、1972年文化放送にアナウンサーとして入社。野球、相撲、競馬、ラグビー、マラソンなどスポーツ中継を中心に、DJから報道まで幅広く活躍、38歳で独立、フリーに。 学生時代は、江戸語・東京語研究の第一人者、秋永一枝(早稲田大学教授、アクセント辞典編纂者)に師事し、東京アクセントのフィールドワークを行うなど、東京アクセントに造詣が深い。 独立後、日本語教師養成学校の音韻音声学を担当した。
現在、アナウンス工房BAN主宰。テレビ埼玉、NACK5、TBS、NHK-BS、J-WAVE、フジテレビを主な舞台に、ユーモアあふれる語り口でスポーツ中継などに新風を吹き込んでいる。フジテレビ739の「プロ野球ニュース」結果報告アナウンサー、J sports ESPN「劇戦!大相撲」司会を担当している。尚、プロ野球中継実況の際、文化放送のアナウンサーだった名残から、西武ライオンズの場合は「ライオンズ」と言うことが多いのに対し、それ以外のチーム名を「ソフトバンク」、「ロッテ」など、会社名で呼ぶことが多く、「ホークス」、「マリーンズ」などと呼ぶことはほとんどない。 解説付きの実況は、30数種目に及び、多彩さでは恐らく日本一。
ライオンズびいきアナの第一人者として有名だが、「リズム感がない」「コメントが偏執的」などとアナウンス能力に疑問を呈す声も多い。また「(ライオンズが負けていて)眠くなった」「(相手チームの勝利のジェット風船の音)嫌な音だな~。ぴーぴー言いますね。」などと極端に他チームのファン感情を逆なでする発言も多く、人間的な問題とされる事がある。
著書に『ユーモア・スピーチの達人』(PHP研究所)『ユーモア話術講座』(東京カルチャーセンター)、『ヘルシー・ユーモアトーク』(MC音楽センター)があるが、自身にユーモアのセンスがあるかは疑問視されている。
[編集] 現在の出演番組
- プロ野球ニュース(結果報告アナウンサー)
- J SPORTS STADIUM
- 劇戦!大相撲
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