堅山南風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
堅山 南風(かたやま なんぷう、1887年(明治20年)9月12日 - 1980年(昭和55年)12月30日)は昭和期を代表する日本画家の一人。
熊本県に生まれる。本名:熊次。家業は油などの製造卸売。堅山が幼少の頃両親が相次いで亡くなり、経営が傾くも、苦学しながら絵画の勉強をする。23歳の時上京、高橋広湖の門下生になる。 1912年、文展(現日展)に事実上最優秀賞となる2等に入選(1等該当作品なし)。この頃から横山大観 に日本画を師事、再興日本美術院にて次々と作品を発表する。一時的にスランプに陥り、インドに渡る。1968年文化勲章。