塚田一郎
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塚田一郎(つかだ いちろう、1963年12月27日 - )は日本の政治家。
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[編集] 経歴
衆議院議員、郵政相、自民党政調会長を経て新潟県知事を務めた塚田十一郎の五男として生まれる。中学卒業まで新潟市で暮らした後、國學院高校、中央大学法学部、ボストン大学大学院国際関係学専攻修士課程を経て、当時のさくら銀行(現三井住友銀行)に入行。2000年に同行を退職後、麻生太郎代議士の秘書となった。
その後、2002年4月の参院補選に、選挙1ヶ月前に自民党公認候補だった高橋正新潟県議の辞退による差し替えで同党公認となり急遽出馬するも、新潟方式で出馬した同じ二世候補の黒岩宇洋に敗れる。さらに2004年の参院挙では、定数2の新潟県選挙区において前職・田中直紀の公認決定後の同年2月に新潟県連主導で追加公認(同選挙区で2人公認は21年振り)となったものの、新潟方式で出馬した近藤正道、そして田中の後塵を拝し次点に終わった。通常、自民党は2回連続で落選した者を公認候補としないと言われているが、今のところ塚田は2007年7月の参院選においてただ1人、新潟県選挙区の自民党公認候補となっている。しかし保守系地元誌「財界にいがた」に、2006年の自民党総裁選で新潟県における麻生の得票が最下位だったことなどから「公認候補者差し替えもあるのでは」「追加公認される者が出るのではないか」などとたびたび揶揄され、これをもとにインターネット上においても差し替え説が若干ではあるが流布している。
主な政策として拉致問題の解決を最重要課題として挙げているほか、新潟のインフラ整備、教育再生、自主憲法制定などを提唱している。また、2006年夏に十日町市で開かれた会合で、2020年頃に冬季オリンピックの新潟県誘致を実現することが夢とぶちまけた。[1]
[編集] これまでの選挙結果
当落 | 得票 | 候補者 | 政党 | 経歴 |
---|---|---|---|---|
当 | 541,881 | 黒岩宇洋 | 無所属 | 新 |
342,207 | 塚田一郎 | 自民党 | 新 | |
132,672 | 桑原加代子 | 共産党 | 新 |
当落 | 得票 | 候補者 | 政党 | 経歴 |
---|---|---|---|---|
当 | 428,117 | 近藤正道 | 無所属 | 新 |
当 | 367,059 | 田中直紀 | 自民党 | 現 |
319,968 | 塚田一郎 | 自民党 | 新 | |
111,201 | 桑原加代子 | 共産党 | 新 |
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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