大阪センチュリー交響楽団
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大阪センチュリー交響楽団(おおさかせんちゅりーこうきょうがくだん、Century Orchestra Osaka)は、大阪府豊中市に本拠を置くプロのオーケストラ。
1989年に設立された財団法人大阪府文化振興財団のもとで運営されている。1990年に、デビューコンサートと第1回定期演奏会を行う。2管、55人規模の編成である。
発足時は常任指揮者にウリエル・セガル、指揮者に岡田司・小田野宏之・梅田俊明が配され、その後常任指揮者にウリエル・セガル、首席客演指揮者に小泉和裕(のちに佐渡裕も加わる)となる。1997年から常任指揮者高関健体制に、2003年からは組織の改編があり首席指揮者に小泉和裕、専任指揮者に金聖響がついている(金聖響の任期は2006年3月で終了)。ウリエル・セガルは名誉指揮者。
現在はザ・シンフォニーホールで定期演奏会を開催。小泉和裕が首席指揮者に就任以降、3回の定期演奏会は「二都物語」と銘打って、各地のオーケストラと共演した。
[編集] 危機的な存続
大阪府文化振興財団が運営する大阪センチュリー交響楽団の2005度予算は7億円程度だが、うち約4億5000万円を府の文化振興基金からの補助金で賄っている。しかし財団の基金が10年度末には底をつく予定であり、このままではオーケストラの存続は厳しい状況である。関西経済連合会の秋山喜久会長は2006年4月の定例記者会見で、この状況を念頭に、他のオーケストラとの統合を求めることを表明した。これに対して、主要紙が「在阪4オケ統合」を取り上げ、全国レベルの議論に発展している。