妙高山 (新潟県)
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妙高山 | |
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標高 | 2,454 m |
位置 | 北緯36度53分17.1秒 東経138度06分59.9秒 |
所在地 | 新潟県妙高市 |
山系 | 頸城山塊 |
種類 | 活火山ランクC(複式火山) |
初登頂 | -- |
妙高山(みょうこうざん)は新潟県南西部の妙高市に位置する標高2454mの複式火山で活火山に指定されている。弥彦山と並び新潟県を代表する山であり、日本百名山の一つで上信越高原国立公園に属する。越後富士(えちごふじ)の異名をもち、長野県との県境に近いためか長野県側からも北信五岳のひとつとして親しまれる。本来の山頂は標高2800~2900m程度であったと推測されるが、約19000年前の大噴火により崩壊、カルデラが形成される。そして、約6000年前に中央火口丘が形成され、現在の形となった。山麓には温泉が沸き、またスキーリゾートエリアとしても知られる。
山名は、古くは「越の中山」(こしのなかやま)と呼ばれていたものが、好字二字令により「名香山」と当て字され、それが「みょうこうざん」と読まれるようになり、「妙高山」の字が宛てられたものである。
日本海軍の重巡洋艦にこの山から名前をとった「妙高」、同じく海上自衛隊のイージス艦に「みょうこう」がある。
また、1990年の日本ジャンボリー(開催地は妙高高原)のイベントの一つとして、妙高山登山があった。 上越地域の小中学校の校歌に必ず歌いこまれている