嬉野市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
嬉野市(うれしのし)は、佐賀県西部の市である。嬉野温泉で知られる。
2006年1月1日、藤津郡塩田町と嬉野町が合併して、佐賀県で9番目の市として誕生した。
目次 |
[編集] 地理
ほぼ全域が周囲を比較的緩やかな山に囲まれた盆地で、東部の一部が白石平野に属する。
[編集] 隣接する自治体
[編集] 歴史
[編集] 近現代
- 1889年4月1日 町村制度施行により、現在の市域にあたる以下の村が発足。
- 藤津郡西嬉野村・東嬉野村・吉田村・塩田村・久間村・五町田村
- 1918年10月5日 【町制施行】塩田村→塩田町
- 1929年4月22日 【町制施行】西嬉野村→嬉野町
- 1933年4月1日 【新設合併】嬉野町・東嬉野村→嬉野町
- 1955年4月1日 【新設合併】嬉野町・吉田村→嬉野町
- 1956年9月1日 【編入】久間村・五町田村→塩田町へ
- 2006年1月1日 【新設合併・市制施行】嬉野町・塩田町→嬉野市
[編集] 行政
- 市長:谷口太一郎(旧嬉野町長)
- 助役:古賀一也(旧塩田町助役)
[編集] 警察
- 鹿島警察署嬉野幹部派出所
- かつては、旧嬉野町にも警察署が置かれていたが、2006年(平成18年)4月1日佐賀県警察の組織再編により廃止され、塩田町との合併を考慮し同じ藤津地域である鹿島警察署に統合された。これにより、一部の届出は鹿島警察署へ出向かなければならなくなった。なお、市内の駐在所はそのまま残された。
[編集] 経済
[編集] 産業
観光業と農業が比較的盛んで、米、麦類のほかに茶の生産が盛ん。
- 観光
- 嬉野温泉には年間100万人以上の観光客が来る。
- 特産品
- 嬉野での茶の栽培は吉村新兵衛が江戸時代慶安年間に始めたとされ、茶業発祥の地不動山地区には、国の天然記念物に指定された樹齢300年を越える大チャノキ(大茶樹)がある。「嬉野茶」として高品質で知られ、近年では伝統的な「釜煎り茶」の技術も復活された。
- 温泉湯どうふ
- 温泉水で特製の豆腐をゆで、温泉の作用により豆腐がとろりと溶け、湯が白濁した頃に薬味を入れて味わう。「豊玉姫神社」の近くにある「宗庵よこ長」で考案され、漫画『美味しんぼ』で紹介された。現在では町内の多くの温泉旅館・飲食店で味わえる。
[編集] 地域
[編集] 教育
[編集] 高等学校
[編集] 中学校
- 嬉野市立嬉野中学校
- 嬉野市立大野原中学校
- 嬉野市立塩田中学校
- 嬉野市立吉田中学校
[編集] 小学校
- 嬉野市立嬉野小学校
- 嬉野市立大草野小学校
- 嬉野市立大野原小学校
- 嬉野市立久間小学校
- 嬉野市立五町田小学校
- 嬉野市立塩田小学校
- 嬉野市立轟小学校
- 嬉野市立吉田小学校
[編集] 交通
[編集] 高速バス
[編集] 道路
[編集] 高速道路
- 長崎自動車道
- 嬉野インターチェンジ(バス停留所併設)
[編集] 一般国道
[編集] 主要地方道
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 嬉野温泉
- ほっとマンマ・イン嬉野
- 嬉野温泉 秋まつり
- 嬉野温泉 湯どうふフェスタ
- 嬉野温泉和多屋別荘
- 志田焼の里博物館
- 嬉野温泉健康ロードレース大会(1月)
- うれしのあったかまつり(2月上旬)
- うれしの茶ミット(4月上旬)
- 吉田おやまさん陶器まつり(4月上旬)
- さくらロードウォークラリー
- お山さん祭り日(4月5日)
- 嬉野温泉 土曜風鈴夜市 (7月の第3・第4土曜日、8月第1土曜日)
- うれしカーニバル(8月)
- 嬉野温泉夏まつり(8月11日)
- 納涼盆踊り大会
- 丹生神社例祭(塩田くんち)(11月2日~11月3日)
- 八幡宮例祭(11月3日)
- 八天神社例大祭(12月二番目の未の日)
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 日本の市町村のスタブ項目 | 佐賀県の市町村 | 嬉野市