学校へ行こう!MAX
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学校へ行こう!MAX(がっこうへいこうマックス、英名:GROOVY AFTER SCHOOL MAX!)は、TBSで日本時間の毎週火曜日夜7時56分から8時52分まで放送している学校教育バラエティ番組。2006年3月までは夜7時54分(TBS以外では原則として8時)からだった。2005年4月19日スタート。
目次 |
[編集] 出演
[編集] 主なコーナー
- ニッポン学生の声大ローラー作戦!
- 学校へ行こう!の最終回、2005年3月15日に放送された「ニッポン!学生聞き込み調査隊!!」が前身。学生にインタビューしているVTRの中で、気になる学生をV6のメンバーが実際に会いに行く、「学校へ行こう!」の原点に立ち返ったコーナー。ナビゲーターは、みの宮金次郎(声の主・ハローバイバイ金成公信、「それゆけ!みんなのカタカーナ」のカーナの声と同じ)
- 文舞両道フリツケ甲子園
- 元は灘中学校・高等学校の6人の男子高校生が、V6のダンスを踊る為ダンス指導を受け、それを見た麻布ぃ6(麻布中学校・高等学校の男子高校生)が2005年6月7日放送の「ニッポン学生の声大ローラー作戦!」に登場しライバル視、そして視聴者の名門進学高校生「○○6」(○○は学校の略称)が番組に応募し、日本一の学生ダンスグループを決める。実質2005年6月14日開始。→灘6参照。
- ニッポンの今ドキあたりまえ学生
- 「あたりまえスロット」を回転させ、V6が学生に街頭インタビュー。2005年5月17日放送。
- 岡田准一のクイズおもいっきり学校News
- 2005年5月24日開始。学生代表に学校生活に必要な知識に関する問題を突然出題し、60秒以内に答えを出させる。
- 宮崎学園合唱部合唱コンクールへの道
- 2005年6月14日放送に登場した「合唱部を作りたい」という男子学生率いる合唱部を追跡する密着ドキュメント。2005年10月25日に合唱コンクール九州大会の模様を放送。
- エアボーカリスト
- 2006年2月21日放送の最後で、学生がネットで発見した「后舎男生」という中国・広東省の学生のグループがバックストリート・ボーイズの「I WANT IT THAT WAY」を口パクする映像が大反響を呼んだことで始まった企画。始まるやいなや佐賀大学野球部4人組や嘉手納外語塾の生徒、などが出す作品に出演者、視聴者が釘付けとなった。参加資格は原則として学生であること(まれに社会人もいる)、固定カメラで撮影すること、洋楽の有名ヒットソングであること(外国人の場合は邦楽でも可)。エアボーカル、略してエアボとも言う。
約20年前からこれに似た活動をしていたという40代の男性や、「あきる野市のスーパーエアーボーカリスト」の異名をとる「リッキー」(高校2年生)など笑える作品から、自分で映像処理をしたプロのPV(プロモーションビデオ)に近い精密な出来の作品まで幅広く投稿されている。
- 新たな音楽の楽しみ方としても、注目されている。
[編集] 灘6
2005年4月19日放送分で登場した、日本屈指の進学校・灘高校の3年生6人によるダンスユニット。
「モテたいから」という理由で結成されたこのユニットは「文化祭で『サンダーバード』を披露したいので指導してほしい」とV6にFAXで助けを求めたことでV6から直接指導を受けた。途中スタッフが骨折するというトラブルがあったが、5月の灘高文化祭で見事に踊りきった。
これに触発されたのか、このあと同じ名門私立・麻布高校の生徒が「麻布ぃ6」を結成。また、早稲田大学高等学院の生徒も「早稲6」、筑波大学附属駒場高校も「筑6」を結成。彼らに発表の場を与えようと決定した「全国男子学生フリツケ甲子園・夏の陣」にはほかに青山学院高等部の「青3(ブルースリー)」、立教新座高等学校の「立6」、私立武蔵高校の「武蔵Kids」が出場した。
余談ではあるが、灘6のみがV6により命名されており、他のユニットはそれぞれが自分でつけたユニット名である。
[編集] その他
当番組は前身の学校へ行こう!の視聴率が裏番組である「NHK歌謡コンサート」(NHK総合テレビ)や「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ)に苦戦し、低迷していたためリニューアルされたもの。内容も初期の学校へ行こう!に立ち返り、後期の学校へ行こう!のセミプロや番組レギュラーによる一般的なバラエティ然としたものから、「日本の学生」を中心としたものへ大改編された。しかし視聴率は改善されないせいか、番組編成期ではなくても7時台に放送されている「ぴったんこカン・カン」と交互に2時間(夜6時55分から8時54分まで)のスペシャル番組が放送されることが多く、放送は月2・3回程度とやっていた時期があった。最近では当番組が7時56分に繰り上げた4月頃から視聴率が上昇している。
ちなみに前番組でやっていた「どこ行くんですか?ゲーム」に則ってV6の三宅・長野以外の4人とドランクドラゴンがイブニング5のエンタメコーナー出演を目指すと言う企画もあった。そのコーナーの発表は当日の朝朝ズバッ!内で行った。
番組内のBGMはV6がエイベックスに所属しているせいか、エイベックス所属のアーティストの曲が流れることが多い。特にJanne Da Arc、大塚愛は頻繁に流されている。
長野県のJNN局信越放送の「Uパレード」(2006年8月18日終了)には「信州ばん学校へ行こう2」という長野県の学校限定だが番組のコンセプトが似ているコーナーがあった。このコーナーには長野・坂本の2人が飛び入りで出演したことがある。
[編集] スタッフ
- 構成:おちまさと、都築浩、すずきB、村上卓史、樋口卓治ほか
- TM (テクニカルマネージャー) :中澤健
- TD (テクニカルディレクター) :阿部直樹
- カメラ:藤田栄治
- VE (ビデオエンジニア) :出口博久
- 音声:鈴木誠司
- 照明:加藤美和子
- ロケ技術:野中利克、野上正樹、金子幸政、伝田直樹
- 美術:三須明子
- 美術制作:安川毅
- 装置:谷平真二
- 大道具操作:牧ヶ谷純二
- 装飾:野呂利勝
- 電飾:澤田稔
- メカシステム:大谷圭一
- 持道具:貞中照美
- 衣裳:中川博次
- メイク:アートメイク・トキ
- スタイリスト:御法川靖子(みの担当)
- オープニング:
- CGデザイン:
- VTR編集:野口善弘
- MA:並木丈治
- 音効:幾代学、澤井隆志
- web制作:システム四季
- 番組宣伝:小林恵美子
- デスク:渡辺香織
- AP (アシスタントプロデューサー) :廣友忠伸、荒井美妃
- ディレクター:渡辺信也、田口健介、有馬巨人、和田英智、堤俊博、松木大輔、山中健洋、及川慶
- チーフディレクター:平田さおり / 藤田賢城(SQUEEZE)
- 総合演出:江藤俊久
- プロデューサー:吉田裕二
- チーフプロデューサー:戸髙正啓
- 協力:ジャニーズ事務所
- 技術協力:ProCam
- 制作:TBSテレビ
- 製作著作:TBS人
[編集] 外部リンク・参考文献
- 学校へ行こう!MAX
- 学校へ行こう・江藤君の学級日誌 - Web連載。スタッフによる裏話など。
- 放送履歴 - 全放送回のコーナーを網羅。
- 学校へ行こう! - 初回から7月まで。詳細な内容が網羅
[編集] 番組の変遷
TBS系 火曜20時台 | ||
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