尼崎駅 (阪神)
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尼崎駅(あまがさきえき)は、兵庫県尼崎市にある阪神電気鉄道の駅。
区間特急(平日朝ラッシュ時の上り梅田行きのみ運転)と甲子園~梅田間の臨時特急以外の全ての列車が停車する。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
島式3面5線の高架駅。改札は1階にあり、改札向かいに専門店街「尼セン」がある。また、北口脇には阪神タクシー専用乗り場も設けられている。ホームは2階にある。
昼間時間帯は当駅で急行と普通が緩急接続を行う。
1・2 | 本線(上り) | 野田・福島・大阪(梅田)方面 |
---|---|---|
3・4 | 本線(下り) | 甲子園・西宮・芦屋・神戸・明石・姫路方面 |
6 | 西大阪線 | 千鳥橋・西九条方面 |
欠番となっている5番ホームは、かつて6番ホームの切欠部に存在していたが、線路が剥がされている。
5番線は西大阪線の普通列車が到着し現在の6番線には西九条~三宮間運転のN特急が発着していた。
4番線は本線下りホームと西大阪線ホームで挟まれており、阪神本線・西大阪線相互の同一平面上での乗換えが可能となっていた。
西大阪線延伸に備えた改良工事が2003年7月より行われており、完成時には島式4面6線に拡張される予定。改良工事の完成は2008年度末と予定されている。
また、西大阪線延伸線が完成・開業した暁にはこの駅は大阪のキタ(阪神梅田駅)とミナミ(近鉄難波駅)への分岐点となる。
なおこの工事の進捗により、2006年11月12日より3・4番線がそれぞれ4・5番線に改番(当面3番線は欠番となる)され、従来の神戸方面行きホームと西大阪線ホームが逆転した。よって、ホームの割り当てが以下のように変更されている。
1・2 | 本線(上り) | 野田・福島・大阪(梅田)方面 |
---|---|---|
4 | 西大阪線 | 千鳥橋・西九条方面 |
5・6 | 本線(下り) | 甲子園・西宮・芦屋・神戸・明石・姫路方面 |
5番線は本線下りホームと西大阪線ホームで挟まれており、阪神本線・西大阪線相互の同一平面上での乗換えが可能となっている。
- のりば(2007年3月17日より)
新ホームの完成に伴い、1・2番線が新ホーム側にずれ、それに合わせて、北改札口が新たに開設される。
なお、それまでの1・2番線ホームは一時閉鎖され、改良工事を行う(工事完了後、西大阪線上りホームとなる予定)。
改良工事の完成(2008年末を予定)後には以下のように変更されるとみられる。
1・2 | 本線(上り) | 野田・福島・大阪(梅田)方面 |
---|---|---|
3 | 西大阪線(上り) | 西九条・近鉄難波・近鉄奈良方面 |
4 | 西大阪線(下り) | 甲子園・西宮・芦屋・神戸・明石・姫路方面 |
5・6 | 本線(下り) | 甲子園・西宮・芦屋・神戸・明石・姫路方面 |
2番線は本線上りホームと西大阪線上りホーム、5番線は本線下りホームと西大阪線下りホームで挟まれており、阪神本線・西大阪線相互の同一平面上での乗換えが可能となる。(5番線は現在も可能)
[編集] その他の特徴
- 西大阪線列車発車時には、梅田駅などと同様の発車メロディが流れる。
- 駅東側には尼崎車庫・工場があり、以前は阪神電鉄の本社が設けられていたこともある。PTC指令所があり、運転上も重要な駅であることをうかがわせる。車庫の線路が駅構内まで延びているため、高架は比較的幅が広い。神戸側にも引上線が設置されている。
- 尼崎駅~大物駅で、本線上り(梅田方面)と西大阪線が突然谷間のようにアップダウンとなっているのは、当初計画の時点で本線下り(神戸方面)が西大阪線をオーバークロスすることを見越して、高々架とならないように配慮したためである。
- 西大阪線延伸工事の進展にともない、上記計画のとおり、下り本線が西大阪線をオーバークロスするようになった。
[編集] 駅周辺
駅北側の広場では、2003年と2005年、阪神タイガースリーグ制覇直前~当日にかけて移動車による特設テレビが設置され、パブリックビューイングが行われた。優勝当日は数千人規模の観衆が集まり、露店も多く出店、優勝後は鏡開きが行われるなど、お祭り騒ぎであった。
JR西日本にも同じ駅名の尼崎駅があるが、直線距離で1800m程離れている。このため、一般的には、当駅を「阪神尼崎」、JR駅を「JR尼崎」と区別することが多い。
尼崎市役所は立花駅が最寄りで、行政的な中心地はこの方面になるが、実質的な中心地は阪神尼崎駅周辺になる。駅南側には尼崎城址や古い町並が広がり、歴史的にも中心であることをうかがわせる。当駅周辺には尼崎市立中央図書館や尼崎市総合文化センター・アルカイックホール、尼信博物館、世界の貯金箱博物館などの文化施設も多い。
商業面では尼崎中央・三和・出屋敷商店街のアーケード街が出屋敷駅近くまで延び、歓楽街も備えている。
また、南口正面に近年東横インが開業した。ビジネスマンはもちろんであるが、阪神甲子園球場にも近いことから野球観戦の利用者も多い。
なお、最近高層住宅の建設等が著しく、大中規模商業施設の建設等も行われ再開発が進行中。駅南側の老朽家屋が密集した南地区では、開発事業が進んでいる。
[編集] 発着バス路線
- 南口に発着
- 阪神尼崎駅北停留所(北口徒歩3分、国道2号沿い)
特記以外は北口発着
- 1番のりば
- 2番のりば
- 3番のりば
- 4番のりば
- 22番 尾浜経由 阪急園田行
- 5番標柱(南口)
- 70番 クリーンセンター経由 クリーンセンター第2工場 行(尼崎交通事業振興と共同運行)
- 阪神尼崎 - 五合橋筋 - クリーンセンター - 尼崎港 - クリーンセンター第2工場
- 70番 クリーンセンター経由 クリーンセンター第2工場 行(尼崎交通事業振興と共同運行)
北口から発着。方向幕には「阪神尼崎」と記載されるが正式な停留所名はただ単に「尼崎」である。
- 5番のりば(尼崎線)
- 56系統 スポーツセンター前・伊丹本町経由 川西バスターミナル 行
- 56系統 スポーツセンター前経由 伊丹営業所前 止(阪急塚口は経由しない)
- 6番のりば(尼崎線)
- 55系統 スポーツセンター前・阪急塚口・つかしん前経由 伊丹営業所前 行
- 57系統 スポーツセンター前経由 阪急塚口 行
南口から発着
[編集] 利用状況
2005年度の1日の乗降客数は40,348人で、この数字は阪神本線の中間駅の中では三宮駅、甲子園駅に次ぐ3位。
[編集] 歴史
- 1905年(明治38年)4月12日 阪神本線の開業と同時に尼崎駅開業。
- 1928年(昭和3年)12月28日 伝法線(現在の西大阪線)が当駅まで延伸される。
- 1964年(昭和39年)5月20日 伝法線が西大阪線に改称。
- 2003年(平成15年)7月1日 尼崎駅施設改良工事を開始。神戸高速鉄道に駅施設を譲渡。
- 2003年(平成15年)7月26日 尼崎駅改良工事に伴い西大阪線の尼崎~大物間が単線となる。
- 2006年(平成18年)11月12日 3・4番線が4・5番線に改番。神戸方面ホームと西大阪線ホームの位置が入れ替わる。
- 2007年(平成19年)3月17日 本線新ホーム供用開始。北改札口新設。
[編集] 隣の駅
- 阪神電気鉄道
- 本線
- 西大阪線(全列車が各駅に停車)
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- 尼崎駅 - 大物駅
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