岡山市岡南地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岡山市岡南地区(おかやましこうなんちく)は、工業地区として成立し、岡山市の中心市街地より南部地域に位置している。岡山市の副都心。
[編集] 概略
この地区のほとんどは、江戸時代からの大規模な干拓事業で出来ており、当時の海岸線は「浜」という地名のつく場所(「浜野」など)付近にあった。 戦前までは、干潟や田んぼだけだったが、
- 倉敷絹織岡山工場(現在のクラレ岡山事業所)の完成
- 岡山港(現在の岡山港・福島地区)の完成
- 岡山臨港鉄道の開通
- 岡山空港(現在の岡南飛行場)の開港
- 国道2号岡山バイパス旭川大橋の開通
- 天満屋ハピータウンの出店
- 岡山市中央卸売市場の開設
- 岡南大橋有料道路の開通
などにより宅地化が進んでいった。現在では人口約10万人を抱え、岡山市内屈指の人口増加率で、岡山市の副都心として有名である。 中でも、築港地区や、青江地区には、それぞれ、天満屋ハピータウン岡南店、ジャスコ岡山店などの郊外型ショッピングセンターが出店しており、休日には多くの人々でにぎわっている。泉田地区においても、ショッピングモールが形成されている。また、当新田地区には市内南部で唯一の全日制普通科高校が設置されており、文教地区を形成している。平成18年夏には、天満屋ハピータウン岡南店そばにシネマコンプレックス(複合映画館)を核にした大型商業施設であるシネマタウン岡南が開業した。
[編集] その他の周辺施設・店舗
- 岡山県立岡山芳泉高等学校
- 岡山県警岡山南警察署
- 南ふれあいセンター
- リョービプラッツ泉田店
- ハピーズ泉田店
[編集] 関連項目
カテゴリ: 岡山市 | 日本の地理関連のスタブ項目