岡山県道44号笠岡停車場線
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岡山県道44号笠岡停車場線(おかやまけんどう44ごうかさおかていしゃじょうせん)はJR山陽本線笠岡駅と岡山県道34号笠岡井原線を結ぶ主要地方道である。
- 起点:笠岡市中央町・笠岡警察署笠岡駅前交番北側
- 終点:笠岡市中央町・笠岡市役所分庁舎前(岡山県道34号笠岡井原線交点)
- 総延長:160m
- 実延長:総延長に同じ(被重用区間なし)
目次 |
[編集] 沿革
- 1954年1月20日 建設省(当時)告示第16号により主要地方道に認定される。
- 1954年12月24日 岡山県告示第936号により認定される。
- 1972年頃現行の県道番号に変更される(それまでは固定された県道番号は付けられていなかった)。
[編集] 通過市町村
- 笠岡市
[編集] 沿線の地理
[編集] 主要施設
- JR山陽本線笠岡駅
- 笠岡市役所分庁舎
[編集] 接続道路
- 岡山県道34号笠岡井原線(笠岡市中央町〔終点〕)※終点から側道を北上すると笠岡跨線橋北詰交差点となるが、市街地がJR山陽本線で分断されていて同路線を横切る道路が少ないこともあって井原方面だけでなく国道2号方面にも進めるようになっている。
[編集] 備考
- 県道標識も本路線の県道番号を記した案内標識も路線表示も存在しないためその存在は全く知られていない。
- 本路線が主要地方道に認定された背景には当時笠岡港が丸亀・多度津両港への定期旅客船が発着する主要港湾だったことが考えられる。しかし、瀬戸大橋開通を契機に四国方面への定期航路は全廃され、今は笠岡諸島への定期旅客船しか発着しない。
- 1954年の主要地方道設定当時岡山県内には鉄道駅を起点とする主要地方道が5路線(岡山・笠岡・倉敷・玉島〔現:新倉敷〕・津山)認定されたが、岡山県道43号倉敷停車場線が廃止された1979年以降は唯一の新幹線の停車駅ではない駅を起点とする主要地方道になった(岡山県道津山停車場線は1965年廃止)。しかも、起点となるJR笠岡駅には今や山陽新幹線開通(1975年)や相次ぐ夜行列車(寝台特急)の廃止で一日2往復(「はやぶさ・富士」・「あかつき・なは」)にまで削減された特急列車(いずれも夜行寝台特急)も停車しない。
[編集] 関連項目
カテゴリ: 道路関連のスタブ項目 | 岡山県道