笠岡駅
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笠岡駅(かさおかえき)は、岡山県笠岡市笠岡にある、西日本旅客鉄道山陽本線の駅。快速サンライナーの全列車が当駅で停車する(中には新倉敷駅まで各駅に停車する当駅始発列車も存在)。
岡山県西端のJR駅であるが当駅と大門駅との間の笠岡市吉浜付近に新駅設置構想があるがしばらく進展はない。
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[編集] 駅構造
単式・島式の複合型2面3線のホームを持つ地上駅。駅舎は岡山方面行きホーム側にあり、島式の広島方面行きホームへは跨線橋で連絡している。当駅では快速「サンライナー」と普通列車の緩急接続が行われることが多いため、中線(2番線)も待避のために多用される。
- のりば
- ■ 新倉敷・倉敷・岡山方面
- ■ 福山・三原・広島方面(中線・待避線)
- ■ 福山・三原・広島方面(本線)
[編集] 駅周辺
市の概ねの中心街は東に1キロほど離れた地区にある。
- 笠岡市役所
- 笠岡シーサイドモール
- ハートイン
- 笠岡駅前郵便局
- トマト銀行
- 笠岡信用組合
- 広島銀行※ATMのみ
- 国道2号
- 岡山県道34号笠岡井原線
- 岡山県道44号笠岡停車場線
- 笠岡港より、笠岡諸島への船便あり
[編集] バス
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員は3,780人である(2004年度)
[編集] 歴史
- 1891年(明治24年)7月14日 - 山陽鉄道 倉敷駅~当駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 9月11日 - 当駅~福山駅間が開通。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1913年(大正2年)11月17日 - 井笠鉄道線が開業。
- 1971年(昭和46年)4月1日 - 井笠鉄道線が廃止。
- 1983年(昭和58年)12月25日 - 貨物の取扱を廃止。有蓋車用車扱ホームが設けられ貨物の積み下ろしを行っていた。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
[編集] 隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- 山陽本線
[編集] その他
- プラットホーム上屋の支柱の一部に、双頭レールが用いられている。また、かつては軽便鉄道の井笠鉄道が井原市まで伸びており、1番線の北側のホームを使用していたが1971年に廃止された。
- 1番ホームの入線時に流れるメロディは大島の傘踊り、2・3番ホームではご当地ソング「がんばれカブトガニ」をアレンジしたメロディーが流れる。