怪盗
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神出鬼没、正体は謎に包まれているとされており、また独自の美学に基づいて行動する者が多い。
実在の盗賊をモデルに創造した怪盗を主人公にした小説も存在する。
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[編集] 特徴
- 現金より絵画・宝石・仏像などの美術品や文化財を狙う傾向がある。
- 事前に犯行を予告し、あえて厳重な警備を敷かせた上でその裏をかいて目的を達する。
- 変装の名人である。
- 人を殺めない(作品によっては正当防衛レベルで殺す場合もある)。
- 作品によっては義賊的な行動を取る事もある。
- 警察側にライバルともいうべき人物(名探偵や、その怪盗専任の捜査官など)がいる。
[編集] 具体例
[編集] 実在した怪盗
[編集] 映画
- 怪盗ジゴマ
- 怪盗ジバコ
[編集] 小説
- 怪盗ルパン(モーリス・ルブラン)
- 怪盗ゴダール(F・I・アンダースン)
- 怪盗ルビィ・マーチンスン(ヘンリイ・スレッサー)
- 怪人二十面相(江戸川乱歩)
- ※当初、作者が考えていた名称は『怪盗二十面相』であったが、子供向けの作品に「盗」の字を用いるのはよろしくないという理由から「怪人」に改められたという経緯がある。
- 紳士泥棒ラッフルズ(E・W・ホーナング)
- 怪盗ニック(エドワード・D・ホック)
- 怪盗ジバコ(北杜夫)
- 怪盗クイーン(はやみねかおる)
- 怪盗ショコラ(杉山亮)
- 怪盗大鴉博士(太田忠司)
- 怪盗X(那須正幹)
- 怪盗ミオン(樹川さとみ)
- 怪盗ファントム&ダークネス(藤野恵美)
- 怪盗グリフィン(法月綸太郎)
- 怪盗ゴディバ(乙一)
- 石丸小唄(西尾維新)
- 怪盗プリングル(ロバート・オースティン・フリーマン)
- 怪盗聖者(レスリー・チャータリス)
[編集] 漫画
- 怪盗アマリリス(和田慎二)
- 怪盗キッド(青山剛昌)
- キャッツアイ(北条司)
- キャットウーマン(DCコミック)
- 神風怪盗ジャンヌ(種村有菜)
- 怪盗紳士(天樹征丸)
- シャドウレディ(桂正和)
- 怪盗セイント・テール(立川恵)
- 怪盗ダーク・マウジー(杉崎ゆきる)
- 怪盗とんちんかん(えんどコイチ)
- 七色いんこ(手塚治虫)
- 怪盗ラレロ(加納一朗)
- 怪盗リリス(てぃんくる)
- ルパン三世(モンキー・パンチ)
[編集] アニメ
[編集] ゲーム
- 怪盗アプリコット(拓洋興業)
- 怪盗スライ・クーパー(ソニー・コンピュータエンタテインメント)
- 怪盗ゼロ(XANADU) アダルトゲーム
- 怪盗ツインエンジェル、怪盗ミスティナイト(トリビー) パチスロ機
- 怪盗ルソー(バンダイナムコ)
- 怪盗ワリオ・ザ・セブン(任天堂)