摩訶!ジョーシキの穴
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摩訶!ジョーシキの穴(まか じょーしきのあな)とは日本テレビ系列で毎週木曜夜7時58分から放送されていたバラエティ番組。内容は日常の様々なウソのようでホントな常識を二択にしてクイズとして出題するクイズ番組である。2004年4月8日~2005年3月17日放送。
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[編集] 沿革
元々この番組は、特番で放送していた『国民脳力ランキング!クイズ!常識の時間』だったが、好評の為、2002年10月に『国民クイズ常識の時間』としてレギュラースタートしたのが始まり、『クイズ!常識の時間!!』『ジョーシキの時間2』と変更してリニューアルした。
当初番組の司会は古舘伊知郎だったが、2004年3月に古舘伊知郎がテレビ朝日のニュース番組『報道ステーション』のメインキャスターに専念する為に番組を降板し、(当時)日本テレビの福澤朗アナウンサーに司会を交代して始まったのが「摩訶!ジョーシキの穴」である。
[編集] 概要
クイズ重視だった「常識の時間」シリーズとは異なり、この番組は全国の不思議な建造物などをレポーター(日本テレビアナウンサー等)が取材するVTRが中心で、『投稿!特ホウ王国』に近いものがあった。不思議な事物を見たレポーターが「摩訶ですねー!!」と言う決まり文句があった。またクイズに不正解すると「黒ひげ危機一発」ゲームの要領でお笑い芸人等のゲストが宙に飛ばされるなどバラエティ色の強い内容だった。
なお、ネットCMは開始当初から2004年9月までは6分だったが、2004年10月には1分少ない5分に短縮された。
しかし人気は出ず、裏番組のTBSの『うたばん』、フジテレビの『奇跡体験!アンビリバボー』などに勝てず、視聴率不振により放送は終了。
この時間の後続番組は、人気バラエティー番組「おすぎとピーコの金持ちA様×貧乏B様」をリニューアルした「金のA様×銀のA様」。
[編集] ルール
- 前番組の『ジョーシキの時間2』の図式を引き継ぎ、爆笑問題がゲスト数名と共に爆笑チームを組んで、司会者である福澤と賞品を賭けて対決する
[編集] 前期ルール
- ある事象(物の製造過程や各地の不思議なスポット)に関するクイズを出題
- 出題されたA・B2択のどちらが正解かを、チーム全員で議論した後、多数決でどちらに賭けるかを決定。太田がマカと呼ばれる通貨(1マカ=10円)を決まった側に賭ける(最初の数回は、福澤が「おマカせ人」役をチームの中から1人指名。その人が賭ける側も含めた全ての最終決定権を担っていた)。正解なら倍返し、不正解なら没収。
- なお、2択の選択肢が発表される前に「爆笑チャンス」があり、爆笑問題の2名がノーヒントで解答をし、見事正解すれば賭けること無くマカが3倍増する。
- 最終問題は「太田の落とし穴」で、登場した穴に紐などが通るか否かを当てるクイズ。通常とは逆に太田が出題側、福澤が解答側となり、福澤は正解だと思う方の台座に立つ(もう一方にはチームの代表者1名が立つ)。正解すれば賭けたマカは没収、チームの代表者の足元が割れ、発泡スチロールの中へ沈められる。不正解だった場合は賭けたマカが3倍になって返り、福澤が発泡スチロールの中へ落とされる。
- 最終的に獲得したマカを、用意された賞品と引き換える
[編集] 後期ルール
- 両者で賞品(の権利)を直接奪い合う方式に変更(福澤は視聴者代表と言う形で、獲得した賞品がそのまま視聴者プレゼントとなる)
- 2択の前の「爆笑チャンス」は、正解したら金一封が獲得できる様になった
- 2択に正解すれば、爆笑チームが賞品を獲得。不正解の場合は福澤が賞品獲得。
- 最終問題の「太田の落とし穴」で、福澤が正解すれば爆笑チームの賞品も奪い取って、その回に登場した全賞品が視聴者プレゼントに。不正解の場合は、既に獲得していた賞品のみが実際の視聴者プレゼントになる。
[編集] ヒミツの穴!危機一髪
- 途中で通常の2択クイズの代わりに行われるコーナーで、市販されている「黒ひげ危機一発」を模した内容のゲーム
- 1つのテーマに沿った7個(後に4個)の事実の中に1個だけ紛れている嘘を選ばないように、1個ずつ選択していく
- 解答方法は、爆笑チームの1人が人質として入っている樽の穴に剣を挿して解答
- 事実であれば何も起こらないが、嘘を選ぶと人質が逆バンジー方式で飛び上がり失敗、福澤が賞品獲得となる
- 嘘の選択肢だけを残して、事実を全て引き当てる事が出来れば、爆笑チームが賞品獲得
[編集] 出演者
[編集] 司会
福澤朗(NTVアナウンサー=当時=)
[編集] 解答者レギュラー
爆笑問題(太田光・田中裕二)
[編集] 解答者準レギュラー
[編集] 世紀の大実験!ゴミを拾って都内に一戸建てが買えるのか?!
- アダム&イヴ(坂本大輔・坂本晴香)
- 吉本興業所属の売れない夫婦漫才コンビ。全国各地で引き取った不要品をリサイクルショップに売って半年間で約600万円を稼いだ。番組終了後も企画を続け、今後特番で放送すると予告されていた。しかし特番等は放送されず、2005年10月24日放送の「キスだけじゃイヤッ!」(コンビ結成のきっかけとなった番組)で芸人廃業を発表した。
挿入歌的に『木綿のハンカチーフ』の椎名林檎が歌うバージョンが使われていた。
[編集] レポーター
(日本テレビアナウンサー以外)
[編集] スタッフ
- 総合演出 : 三浦伸介
- プロデューサー・演出 : 菅賢治
- チーフプロデューサー : 安岡喜郎(2004年6月~最終回)←桜田和之(第1回~2004年5月)
- 技術協力 : NTV映像センター、ヌーベルバーグ、八峯テレビ
- 美術協力 : 日本テレビアート
- 企画協力 : タイタン
- 制作協力 : TV-SION、オフィスぼくら、Fact、NCV
[編集] 外部リンク
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