日本盲人会連合
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社会福祉法人・日本盲人会連合(しゃかいふくしほうじん・にほんもうじんかいれんごう)は、視覚障害者による盲人福祉の充実、盲人の人権擁護、視覚障害者の教育・就業・生活などの環境改善を目的として、1948年(昭和23年)に設立された社会福祉団体である。47都道府県と12の政令指定都市(14の政令指定都市のうち、静岡市と堺市を除く)の59の盲人会で構成され、会員は公称5万人である。
「視覚障害者の自立と社会参加」をモットーに、視覚障害者のニーズを反映させるための陳情や請求運動を行うほか、会員同士の親睦会や研修会、点字図書や録音図書の制作、さらに、点字器や白杖をはじめとした盲人用具の開発や購買活動などが行われている。
[編集] 業務団体としての活動
1970年代半ばまで鍼医(はりい)さん、灸医(きゅうい)さん、あん摩さんと言えば、ほとんどが視覚障害者だった。2000年代にはこの業界の従事者も7割以上が健常者になった。鍼灸マッサージは、2006年現在においても盲学校に設置されている唯一の職業課程である。そのため、名目上は「職業団体」ではないが、日本鍼灸師会・全日本鍼灸マッサージ師会・日本あん摩マッサージ指圧師会と共に、鍼灸マッサージ業界4団体の一つとして、政治活動などを行っている。1990年代後半からは、整体・カイロなどの、無資格者の治療行為の禁止を求める運動を展開している。