日立マクセル
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種類 | 株式会社 |
本社所在地 | 102-8521 東京都千代田区飯田橋2-18-2 |
設立 | 1960年9月 |
業種 | 電気機器 |
代表者 | 取締役会長 桑原 洋 執行役社長 角田 義人 |
資本金 | 122億272万円(2006年3月31日現在) |
売上高 | 連結:2,041億3,100万円 単独:1,150億9,800万円 |
従業員数 | 連結:4,528名 単独:2,054名(2006年3月31日現在) |
主要株主 | 日立製作所(51.37%) |
外部リンク | http://www.maxell.co.jp/ |
日立マクセル株式会社(Hitachi Maxell, Ltd.)は、乾電池や磁気テープ、フロッピーディスクなどの磁気記録メディア(オーディオ用、ビデオ用、データ記録用)、CD、DVDなどの光ディスクを製造・販売する大手メーカー。委員会等設置会社である。
目次 |
[編集] 概要
日立グループの乾電池、メディア(磁気テープ、磁気ディスク、光ディスクなど)の大手メーカー。資本的に言えば日立の子会社だが、日立ブランドの乾電池や磁気テープが別にあることから判るように、他の日立グループの企業と距離を置いて独自の営業活動を行っている面がある。
また、一般の目に触れることはないが、OEM用として、CD/DVDのプレスや磁気カード、ICカードの製造、光学レンズの生産もおこなっている。
社名の「マクセル」は乾電池のブランド名『MAXELL(Maximum Capacity Dry Cell=最高の性能を持った乾電池)』から。
[編集] 沿革
- 1961年(昭和36年) 日東電工の乾電池、磁気テープ事業を分離し、「マクセル電気工業」を設立。
- 1963年(昭和38年) 国産として初めてアルカリ乾電池を製造。
- 1964年(昭和39年) 日立製作所の子会社となり、日立マクセル株式会社と改名。
- 1966年(昭和41年) 国産として初めてカセットテープを商品化。
- 1973年(昭和48年) 高性能マンガン乾電池「塩化亜鉛形乾電池」を商品化。
- 1976年(昭和51年) 国産として初めてフロッピーディスク「FD-3200S」(8インチ型)を商品化。日本初の酸化銀電池を商品化。
- 1977年(昭和52年) 東京証券取引所・大阪証券取引所市場第2部に上場。
- 1978年(昭和53年) VHS方式ホームビデオカセットを商品化。
- 1980年(昭和55年) 東京・大阪証券取引所市場第1部に指定。
- 1981年(昭和56年) コイン形二酸化マンガンリチウム(CR)電池を商品化。
- 1984年(昭和59年) ICカード、メモリカードを製造。
- 1989年(平成1年) BETACAM SP・B-MBQシリーズ発売、放送局むけ業務用テープ市場に本格参入。
- 1991年(平成3年) 3.5型光磁気ディスク(MO)を商品化。
- 1995年(平成7年) 書き込み可能なコンパクトディスクCD-Rを商品化。世界初の光変調オーバーライト方式MO(RD-M230)を商品化。
- 1996年(平成8年) リチウムイオン電池を製造。ニッケル水素電池を商品化。
[編集] 広告宣伝関係
- maxell ビデオカセット キャンペーンソング
- maxell カセット UDシリーズ・キャンペーンソング
- 山下達郎『RIDE ON TIME』(1980年)
- 大貫妙子『黒のクレール』(1981年)
- ワム『BAD BOYS』(1983年)
- ワム『FREEDOM』(1985年)
- TM NETWORK『THE POINT OF LOVERS' NIGHT』(1990年)
- TMN『TIME TO COUNT DOWN』(1990年)
- maxell カセット XLシリーズ・キャンペーンソング
- maxell カセット UR-Fシリーズ・ラジオCM