松浦機械製作所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社松浦機械製作所(まつうらきかいせいさくしょ)は産業用機械類、工具 、工作機械メーカーである。特にマシニングセンタの開発設計・製造においては世界でもトップクラスである。本社は福井県福井市漆原町1-1。
目次 |
[編集] 会社概要
代表取締役社長 松浦勝俊
- 純資産の部 資本金 9,000万円 純資産合計 140億 500万円 (2006年12月現在)
- 従業員数 284名(2006年12月現在)
- 年商 147億 1,100万円(2006年12月期)
[編集] 沿革
- 1935年 「松浦機械製作所」創業、旋盤の生産開始。
- 1957年 フライス盤の生産・販売開始。
- 1960年 法人に改組、「㈱松浦機械製作所」設立。
- 1961年 電気式プログラム制御自動フライス盤の生産・販売開始。
- 1964年 数値制御自動フライス盤の生産・販売開始、名古屋営業所開設。
- 1966年 大阪営業所開設。
- 1968年 日本で最初のプログラム制御自動フライス盤開発。現本社工場所在地へ工場移転。
- 1972年 数値制御自動ボール盤生産開始。
- 1974年 国産初の本格的立形マシニングセンタ開発。
- 1975年 立形マシニングセンタを米国に出荷、本格的輸出を開始。
- 1978年 超高速回転マシニングセンタ開発、販売開始。
- 1981年 超高速マシニングセンタの生産・販売開始。2軸立形マシニングセンタ生産・販売開始。
- 1983年 横形マシニングセンタ生産・販売開始。
- 1985年 武生工場 アイ・エム・エヌ㈱設立。
- 1986年 北関東営業所開設。
- 1988年 カナダ エリオットマシナリー社設立。南関東営業所開設。
- 1991年 イギリス マツウラマシナリー社設立。東京フォーラムセンター開設。
- 1993年 ドイツ マツウラマシナリー社設立。マシニングセンタ出荷累計10,000台達成。
- 1994年 工作機械業界初のISO9001認証取得。
- 1998年 ISO14001認証取得。
- 1999年 リニアモータ搭載超高速高精度立形リニアモータマシンの 生産・販売開始。
- 2000年 OHSAS18001取得。BMW WilliamsF1 Teamとオフィシャルサプライヤ契約。
- 2001年 マシニングセンタ出荷累計15,000台達成。マツウラ・ヨーロッパGmbH設立。
- 2002年 米国MMTS株式会社設立。世界初レーザエッジング加工技術の開発。金属光造形複合工作機械の開発。(松下電工との共同開発)
- 2003年 金属光造形複合加工機の生産・販売開始。
- 2004年 金属光造形複合工作機「M-PHOTON25C」が「第33回日本産業技術大賞・文部科学大臣賞」受賞。
[編集] 主要製品
- マシニングセンタ
- 超高速高精度立形リニアモータマシン LXシリーズ
- 5軸制御立形マシニングセンタ MAM72シリーズ
- 横形マシニングセンタ H.Plusシリーズ
- 立形マシニングセンタ V.Plus / R.Plusシリーズ
- 高精度立形マシニングセンタ Mold.Plusシリーズ
- 立形マシニングセンタ FXシリーズ
- 立形マシニングセンタ MC/RAシリーズ
- 金属光造形複合加工機 LUMEX 25C
- マシニングセンタ用CAD/CAMシステム
[編集] 事業所
- 工場
- 本社工場
- 武生工場
- 営業所
- 埼玉営業所
- 名古屋営業所
- 大阪営業所