松田匡司
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松田 匡司(まつだ まさし、1974年11月16日 - )は、2000年代前半に阪神タイガース、福岡ダイエーホークス(現福岡ソフトバンクホークス)、大阪近鉄バファローズで活躍した外野手である。
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[編集] 来歴・人物
星林高、法大、社会人野球チームシダックスを経て1999年のドラフト7位で阪神に入団、自慢の強肩で1年目から23試合に出場した。また、足が速く、当時の野村克也監督に高波文一や赤星憲広ら7人で「F1セブン」と名づけられた。
2002年、ダイエーの佐久本昌広投手とのトレードで移籍。しかし、2003年オフ、戦力外通告される(当初はトレード要員通告だったが、手を挙げる球団が無く解雇となった)。その後、近鉄のテストを受け不合格となるが、翌年の春季キャンプに「テスト生」として参加し、強肩とハングリー精神を買われて合格。しかし2004年オフ、球団合併の際に解雇され現役引退。現在は会社員。
速球に強いものの、変化球が全くと言っていいほど打てず、貧打に苦しんだのが、レギュラーに定着できなかった理由のひとつである。また、強肩だが制球力に欠けていたので投手転向もならなかった(法大時代は途中まで投手で、1年秋のリーグ戦に登板している)。
[編集] 略歴
- 身長・体重 1m84cm、78kg(2004年近鉄在籍時)
- 投打 右投左打
- 出身地 和歌山県
- 球歴・入団経緯 和歌山シニア-星林高校-法政大学-シダックス-阪神タイガース-福岡ダイエーホークス-大阪近鉄バファローズ
- ドラフト年度・順位 1999年7位
[編集] 背番号
- 67(2000年~2002年)
- 43(2003年)
- 92(2004年)
[編集] 通算成績
- 119試合出場 126打数 20安打 4打点 犠打7 打率.159