New Immissions/Updates:
boundless - educate - edutalab - empatico - es-ebooks - es16 - fr16 - fsfiles - hesperian - solidaria - wikipediaforschools
- wikipediaforschoolses - wikipediaforschoolsfr - wikipediaforschoolspt - worldmap -

See also: Liber Liber - Libro Parlato - Liber Musica  - Manuzio -  Liber Liber ISO Files - Alphabetical Order - Multivolume ZIP Complete Archive - PDF Files - OGG Music Files -

PROJECT GUTENBERG HTML: Volume I - Volume II - Volume III - Volume IV - Volume V - Volume VI - Volume VII - Volume VIII - Volume IX

Ascolta ""Volevo solo fare un audiolibro"" su Spreaker.
CLASSICISTRANIERI HOME PAGE - YOUTUBE CHANNEL
Privacy Policy Cookie Policy Terms and Conditions
星野仙一 - Wikipedia

星野仙一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

半保護:このページ「星野仙一」は、荒らしを理由として半保護の方針により、新規ログインユーザーによる編集が一時的に制限および未登録 (IP) ユーザーによる編集が禁止(編集半保護)されています。半保護解除を希望する場合は、ノートで合意を形成した後、半保護の解除を依頼してください。

星野 仙一ほしの せんいち1947年1月22日 - )は、岡山県倉敷市出身のプロ野球選手プロ野球監督野球解説者2007年1月野球オリンピック日本代表監督に就任。任期は北京オリンピック後まで。

目次

来歴・人物

血液型はO。投打は右投右打。愛称は「仙さん」「仙ちゃん」「闘将」「燃える男」。あるいは単に「仙」とも呼ばれる(かつては、お仏壇屋のテレビコマーシャルにも出ていたので、親しみをこめて「お仙公」とも言われた)。

父・仙蔵は戦前、三菱航空機製作所(後の三菱重工水島)の工場長を務めていたが、仙一出生の三ヶ月前に脳腫瘍で死去。母・敏子(本名・とし)は仙蔵の縁で工場の寮母として働く傍ら、仙一と二人の姉を育てた。阪神タイガース筒井壮(筒井の実母が仙一の2番目の姉)にあたる。

現役時代は中日ドラゴンズ投手として活躍し、現役引退後は、NHK野球解説者を経て、中日・阪神の監督を歴任。監督時代に中日で2回、阪神で1回のリーグ優勝を果たしたが、一度も日本一になれなかった。優勝3回で日本一なしは西本幸雄に次ぐ。また、現役時代にも2度リーグ優勝しているが、日本一経験はない。現在は阪神のシニアディレクターとして活躍しており、テレビ各局の野球中継にゲスト解説で招かれることもある。

アマ時代

現役時代

  • 1968年ドラフト会議水原茂監督率いる中日ドラゴンズから1位で指名され、1969年入団。入団3年目の1971年に肘を痛めてから速球は影を潜めたが、かわりに変化球を駆使し、先発・リリーフとして活躍。板東英二の唄う『燃えよドラゴンズ!』(1974年版)で「♪星野仙一強気の勝負~」と唄われた、闘志をむき出しにする気合の投球で、中日投手陣のエースとして君臨した。与那嶺要監督時代の1974年には最多セーブのタイトルと沢村賞を獲得し、巨人のV10を阻むチーム20年ぶりの優勝に大きく貢献した。近藤貞雄監督時代の1982年、自身2度目のリーグ優勝を機に現役を引退。現役時代の通算成績は、146勝121敗34セーブ。その後は1983年から1986年までNHKの解説者を務めた。
  • ドラフト会議に際しては、巨人から事前に1位指名を約束されていた(正確には田淵幸一を1位指名できなかった場合に星野を1位指名するという約束だった)。が、巨人はこの約束を反故にして島野修を1位に指名(それを知った星野が「ホシとシマの間違いじゃないか」と言ったエピソードは有名である)。この出来事が、現役時代から指導者時代に至るまで一貫する打倒巨人のポリシーを形成させたと言われる。通算成績でも、長嶋茂雄王貞治らが活躍したV9時代を含む巨人を相手に、35勝31敗と勝ち越しを記録。セ・リーグを代表する巨人キラーとしてその名を轟かせた(なお、対巨人戦30勝以上を記録する投手の中で勝ち越しているのは平松政次、川口和久と星野のみ。その中の最高勝率は星野である)。
  • 現役時代から、先輩には「礼儀正しい」、後輩には「面倒見がいい」と人望が厚かった。当時は後輩から「怖い兄貴」という印象を持たれていたようである。KOされた後輩投手を怒鳴りつけた後、すぐ「気分転換して来い!」とポケットマネーを渡したという話や、優勝した時に自腹でクラブを一件貸し切りにしてチームメートに振舞った話、日本語も何もわからずその身一つで来日した郭源治を公私に渡って面倒を見続けていた話など、人間関係に関する逸話は数知れない。
  • 昭和40年代の漫画アニメ巨人の星』にも、背番号22(入団当時、1970年まで)の星野が登場して名を残している。
  • 1969年10月10日、巨人の金田正一投手は対中日戦で通算400勝を達成したが、その試合の敗戦投手である。
  • 1975年9月10日広島東洋カープ戦(広島市民球場)、本塁上のタッチプレーを巡り、捕手の新宅洋志と走者の三村敏之が激しく言い争った。普段温厚な三村が激怒したとあって広島ベンチから選手が飛び出し、やがて観客も入り乱れての大乱闘へと発展。この時、試合を観戦しに来ていた当時中学生の風見しんごが、この騒ぎに乗じて星野に砂をかけたという。後年風見が『ザ・ベストテン』に出演した時、スタジオから星野(当時中日監督)に生電話をかけてこの時の話をしたら、星野は「あのときのガキはお前だったのか」としっかり覚えていた。
  • 珍プレーの魁ともいえる、宇野勝によるヘディング事件の時の投手としても知られる(1981年8月26日、対巨人戦(後楽園球場)、打者は山本功児)。宇野のエラーを見た星野は怒りのあまりグラブをマウンドに叩きつけたが、この星野の激怒がなかったら、このプレーもここまで有名にならなかった可能性がある。この時星野は、後輩の小松辰雄と「どちらが先に巨人を完封するか」と食事を賭けて競っていたらしい。この試合は宇野のエラーまで無得点に抑えていたが、エラーで点を奪われたため完封が消え、そのため星野は激怒したという。最終的にこの試合は、エラーで失った1点のみに抑えて完投勝利を飾っている。
  • 引退試合となった1983年の阪急ブレーブスとのオープン戦に、先発として登板。先頭打者の福本豊にレフト前ヒットを打たれマウンドを去る。その際、マウンドへ花束を届けに行ったのは、親友である歌手の小田和正だった。
  • NHK解説者時代には、「抱かれたい男」NO.1に選ばれたことがある。人気が全国区になったのは現役時代ではなく、この解説者時代からである。

中日監督時代

  • 1987年、前年のシーズン途中で休養した山内一弘の後任として中日監督に就任。ロッテオリオンズからの落合博満を獲得するなどの大規模なトレードを断行し、チームカラーを一新した結果、1988年に中日を6年ぶりのリーグ優勝に導いた。中日から生え抜きの監督としての優勝は、星野が初めてのことである。1991年限りで勇退し、高木守道へバトンタッチする。その後は、再びNHK解説者・日刊スポーツ評論家を務める。
  • NHK解説者時代の1994年、任期満了で退陣が噂されていた高木守道監督の後任として再就任を要請されるが、「高木さんがやったほうがいい」と固辞。しかし高木監督が1995年のシーズン途中で辞任し、1年間で監督が2回入れ替わる(高木→徳武定祐島野育夫)などしてチーム成績が低迷してしまい、1996年に監督復帰。1997年にはナゴヤドームが完成するも、愛妻・扶沙子が開幕前に死去。チームも開幕から低迷し、高木監督時代の1992年以来5年ぶりとなる最下位に転落。しかし2年後の1999年、11年ぶりとなる自身2度目のリーグ優勝を果たす。2001年、4年ぶりにBクラスに転落。この年、山田久志投手コーチ兼ヘッドコーチにバトンタッチして監督を勇退した。
  • 監督時代は、鉄拳制裁も辞さない島岡吉郎式の熱血指導を行っていた。怒号を響き渡らせながら選手を殴りつけるのは日常茶飯事で、時にはナゴヤ球場の扇風機やロッカーといった備品にも怒りをぶつけ、その様子はテレビ番組でも取り上げられたほどだった。これを一番受けたのは中村武志だと言われ、星野が若い時には顔が変形するほど殴られていたという。しかし監督生活で最も愛した選手も中村といわれ、中村もまた星野を師と仰いでおり、その師弟関係は深い。
  • 鉄拳制裁を受けないようにするには、結婚すれば良いらしい(本人談)。選手の家族に無様な姿を見せないように配慮する、ということである。ただし阪神監督時代の2002年に、既婚者であった矢野輝弘をベンチ奥で殴ったことがある。
  • 選手への恫喝・罵声は日常茶飯事であったが、叱り飛ばした選手に対して即座にフォローするのを決して怠らなかった。エラーなどミスをした選手にも、後に必ずそのミスを返上するチャンスを与えていた。また、選手や裏方の家族の誕生日に花束や指輪などのプレゼントを贈るなど、非常に細やかな心配りを見せることでも有名である。
  • しかし「失敗してもチャンスは与える」反面、「プロは結果を残さなければ去るべし」という冷徹なポリシーも持ち続けていた。1995年にドラフト1位で入団した金森隆浩が2年目に先発し、1イニング2本の満塁ホームランを打たれ10失点で降板したときは、「もう2度と俺の目の前に姿を見せるな!」と言い放ち、その後台湾にトレードに出した(ただし1年で中日に復帰)。また、負け試合で登板して7失点した入団2年目の山田貴志を、その年限りで解雇したこともある。
  • 監督就任当初はよく乱闘を起こしていたため「暴れ星野」と呼ばれ、「プロ野球珍プレー・好プレー大賞」でも先頭を切ってベンチを飛び出す様子がよく映されていた。「乱闘のときベンチにいるやつは罰金だ。止める役割でもいいから全員グラウンドに出て来い!」と言ったとされる話はよく知られている。しかしグラウンドを離れたときは礼儀正しく人懐っこい性格だったため、敵チームや審判からの評判はむしろ非常に良いものだった。
  • 試合に負けた時は悔しさをあらわにし、選手を煽ることもあった。2001年の阪神戦で八木裕選手に打たれて試合に敗れた時は「はちきに打たれた」、同年西武ライオンズから阪神に途中移籍した谷中真二に好投された時には「知らない奴に負けた」と発言している(八木のことは今でも「はちき」と呼んでいる。谷中については阪神監督就任の年のキャンプで「エースになれる逸材」と評価している)。
  • 監督時代につけていた背番号77は、尊敬する監督の一人、川上哲治にあやかったものである。その采配は、熱血漢と言われる外見とは裏腹に、投手力をベースにバントやエンドランを多用する「緻密な野球」であった。場面によっては長距離打者にバントをさせることも多く、そういった面での評価は分かれているが、投手交代のタイミングには一貫して定評がある。
  • その一方で与田剛森田幸一上原晃宮下昌己といった若手投手を酷使して潰したとされ、一部ファンから「キラー星野」と呼ばれ批判されていた。また他球団から田中幸雄木田勇などを引き抜くもすぐに引退してしまったため、「投手の墓場」などと揶揄された事もあった。
  • 中日の第2次監督時代から選手補強に関してはかなり積極的で、中でも当時FA制度逆指名制度で怒涛の補強をしていた巨人に対しては、過剰とも言えるほど対抗意識を燃やしていた。宣銅烈レオ・ゴメスサムソン・リー李鐘範ら有力外国人選手、明治大学の後輩である武田一浩川崎憲次郎といったFA選手の獲得は、もちろんチーム補強の意味合いが第一とはいえ、「巨人に取られたくない」という感情も多分に入っていたのではと言われている。また、あまりの強引な補強ゆえか失敗もあり、「有力選手を金で集めまくって、結局巨人と同じじゃないか」という批判の声もあった。
  • 大型補強を断行する一方、生え抜き選手を放出することも多かった。第一期監督時代には、大島康徳牛島和彦、確執を噂された平野謙中尾孝義山田和利音重鎮(第2次監督時代に中日復帰)、第2次監督時代では、前原博之清水雅治大豊泰昭、矢野輝弘、門倉健鶴田泰種田仁などを他球団に放出した。しかし最初の監督時代に生え抜き選手を多く放出したのは、「自分の現役時代を知る選手は使いづらい。できれば放出したほうがよい」という、川上哲治の考えから来ているものである。この件に限らず、川上の教えは星野の采配にかなり大きな影響を与えている。
  • 明大の後輩(武田一浩や川上憲伸小笠原孝)を自球団に誘いたがることでも知られているが、鳥越裕介は同じく星野の後輩であるにも関わらず、福岡ダイエーホークスに放出されてしまった。鳥越はこれを根に持っており、1999年のダイエー優勝祝賀会でのインタビューで星野に対して「あなたが放出してくれたことで優勝することができました」と発言、多くのファンから非難されていた。
  • 選手にタイトルを獲らせるためには手段を選ばない一面もあった。1987年、小松辰雄が最多勝を争っていたときは、消化試合3試合に5回から投げさせて勝ち星を稼がせ、タイトルを獲得させた。しかしこれが悪印象となって、小松はこの年の沢村賞を逃すことになる。1991年には、最優秀防御率のタイトルがかかっていた今中慎二を、既に優勝が決まっていた広島戦のダブルヘッダーの1試合目で完投させ、2試合目にも今中を登板させた。1999年は、既に中日の優勝が決定し日本シリーズ出場が決まっていたにも関わらず、最多勝まであと1つと迫っていた野口茂樹をシーズン最終戦(対ヤクルト)に中4日登板させている。
  • 1988年、外国人枠の関係で1軍の試合に出られなかったラルフ・ブライアント近鉄バファローズへと放出。ブライアントは移籍後、6月下旬からの74試合で34本のホームランを放ち、以降も在籍8年間で3度のホームラン王を獲るという大活躍を見せた。当時中日の一軍には郭源治とゲーリー・レーシッチという有力な外国人が在籍し、また当時は出場選手登録出来る外国人選手は2名までだったため、ブライアントをレギュラーとして使わなかったのも仕方ない面はあるが、もしこの年中日がリーグ優勝を果たしていなければ、星野は「イチローを見抜けなかった」と言われるオリックス・ブルーウェーブ土井正三監督のように酷評に晒されていた可能性はある。余談だが、ブライアント、イチロー両選手が活躍していた当時の近鉄、オリックスの監督はいずれも仰木彬であった。
  • 1996年オフに長嶋一茂が、当時巨人監督であった父の長嶋茂雄から戦力外通告を受けた事を聞いて「ミスターの息子は使えないよ。うちはいい選手もおるし、来ても守備出来る所がないよ」と獲得する意思のない旨をコメントしていた。結局一茂は、広島、近鉄、オリックスから獲得意向があったものの、右肘の状態が悪くその年限りで現役を引退している。
  • 1999年は、1954年の西鉄以来45年振りとなる開幕11連勝を飾った勢いでそのまま首位を突っ走っていたが、シーズン終盤巨人の猛追にあい、1.5ゲーム差まで追い上げられた。しかしそこから一気に8連勝して突き放し、追いすがる巨人を何とか振り切って、最終的には6ゲームの差をつけて自身2度目のリーグ優勝を果たした。前半戦を首位で折り返しての優勝はチーム史上初で、これまでのジンクスをも打ち破った。もしこの時巨人に逆転優勝されていたら、V逸の責任を取る形で監督を解任されていたかもしれず、そうなれば後の阪神監督就任もなかったであろう。星野にとって、この2度目の優勝こそが監督としての評価を上げたと言っても過言ではない。
  • 2000年5月6日、ナゴヤドームでの横浜ベイスターズ戦で、判定への不満から橘高淳審判に暴行を加えて肋骨を骨折させ、刑事告発される。詳しくは橘高の項を参照。

阪神監督時代

  • 中日監督を勇退した直後の2002年、阪神タイガース野村克也監督から後任監督への就任を要請される。周囲は反対したが星野はこれを受諾、中日監督時代からの片腕的存在であった島野育夫をヘッドコーチに迎え、チームの改革に取り組んだ。
  • 就任1年目には4年連続最下位だったチームを4位に押し上げ、同年オフに実力のない選手の大量解雇を断行。同時に広島からFA宣言した金本知憲テキサス・レンジャーズを自由契約になった伊良部秀輝を引き入れ、投打の大型補強を行った。翌2003年は、金本、伊良部、矢野輝弘、片岡篤史井川慶ジョージ・アリアスら主力選手の活躍により首位を独走、チーム18年ぶり、監督としては自身3度目のリーグ優勝を果たした。優勝時のインタビューでは、「あー、しんどかった」「(優勝を意識し始めたのは)今日です!」とコメントして、甲子園球場の観客を笑わせた。
  • ナゴヤドームで中日戦が行われた2003年7月27日、試合中に体調不良を訴えて倒れ、ベンチ裏で治療を受けた。その後も度々持病の高血圧不整脈で体調を崩し、島野ヘッドコーチに「島ちゃん、あとは頼む」と試合を任せ、ベンチに座ったまま黙り込むことも多かった。2003年の日本シリーズ終了後、体力的な問題から監督を勇退。2004年1月1日に同球団のオーナー付シニアディレクターに就任した。また、同年5月31日には兵庫県より功労賞を受け、母校・明治大学の評議員にも就任。
  • 2003年、巨人の原辰徳監督がフロントとの対立から辞任したことについて、「2年辞任なんてまだ早すぎる、オレの後(中日監督)を継いだ山田も2年で終わった」とコメント。対巨人最終戦終了後の花束贈呈で男泣きする原に対して、「くじけるな。また野球を一から勉強しろ」と応援の言葉を贈った。

勇退後

  • 勇退後は阪神のシニアディレクターを務める傍ら、アメリカンホームダイレクトやキリンビバレッジ大和證券、さくら不動産などのコマーシャルに出演し、タレントとしても活動。2004年10月からは大阪人間科学大学の客員教授にも就任している。
  • 2004年8月~9月放送『NHK人間講座』(NHK教育テレビ)では、月曜日担当の講師として、「人を動かす 組織を動かす」と題した講義を行っていた。また、同年のアテネオリンピックジャパンコンソーシアム製作の開会式ゲストと野球中継の解説者として出演。TBSによる2005年マスターズゴルフトーナメントの放送にもゲスト出演した。
  • 2005年1月2日にTBS系で放送された『星野仙一物語~亡き妻へ贈る言葉』では、かねてから親交のあった石橋貴明が星野役を演じていた。扶沙子夫人役は黒木瞳、娘役は内山理名上原多香子がそれぞれ演じた。また、1988年12月31日に放映された「泣くなセン!燃える男 星野仙一物語」では、東幹久が星野を演じている。
  • 2005年8月、巨人の次期監督候補として名前が挙がった。しかし9月10日2006年も阪神に残留する予定である事を公式に表明。
  • 2005年12月20日、名古屋レインボーホールにて、NHK「居酒屋の星野仙一」の収録を兼ねて、親友である小田和正のコンサートステージにゲストとして呼ばれる。小田からは「芸のないゲスト」と紹介され、ステージ上では現役時代や監督時代の話になり、熱烈な野球ファンである小田から「プロ野球投手・星野仙一」に対する素朴な質問を受け、約7000人の観客を前にして真摯に答えていた。
  • 球界に幅広い人脈を持つ一方、政財界やマスコミ芸能界との交流も深い。前述の石橋貴明、小田和正や、明石家さんま鳳蘭と親交があり、鳳の紫綬褒章受賞記念パーティにも駆け付けている。この他にも、阪神ファンの紺野美沙子渡辺謙、中日ファンの峰竜太加藤晴彦鈴木ヒロミツ(故人)といった芸能人や、テレビ朝日渡辺宜嗣、元東海テレビ吉村功CBC久野誠毎日放送角淳一アナウンサーとも交流がある。元NHKの実況アナウンサーの島村俊治とは旧知の仲で、星野の娘の結婚式にも出席した間柄である。また、東京都石原慎太郎知事とは中日監督時代から親交があり、石原は星野のことを「仙ちゃん」と呼んでいる。日本郵政公社総裁・社長(三井住友銀行前頭取)の西川善文は後援会である虎仙会の会長を務めている。
  • 中日投手時代の先輩にあたる板東英二は、板東の方が6歳年上であるにも関わらず、監督勇退後も星野を「監督」と呼んで敬意を表し、敬語で接することもある。星野も板東のことを「板ちゃん」と呼び、気軽な付き合いをしている。
  • 田淵幸一山本浩二とは、大学時代から同学年の親友同士として知られている。現役・監督時代には、遠征の際に互いの家に泊まることもしばしばあったという。田淵が星野政権下で阪神の打撃コーチに就任したときは「友達関係を一切捨てる」と言っていたが、星野勇退に伴ってコーチを辞任した時は「これでようやく前みたく『仙ちゃん』と呼んで普通に話せるよ」と笑っていた。ただし、田淵はユニフォームを着ているときでも監督・星野に対して挑発したり、敬語を使っていても嫌味を言ったりしていたようである。また、星野仙一を追いかけたテレビ番組内で、シーズン中の広島でのカープ戦の後、星野・田淵・山本浩二の三人が焼肉店で飲む場面に密着したことがあったが、完全に友達同士の会話であった。
  • 2007年1月25日王貞治監督を引き継いで、2008年北京オリンピックの野球日本代表の監督に就任することが決まった。(但し、形式的には五輪日本代表チーム監督と、ワールド・ベースボール・クラシック日本代表チーム監督は違うため、長嶋茂雄読売巨人軍終身名誉監督からの引き継ぎ扱いとなる)

発言

  • 2003年8月5日、阪神の監督として神宮球場のヤクルト戦に乗り込み(しかし試合は雨天中止)、その時の新聞記者とのやり取りの中で、神宮球場の隣の国立競技場で行われるサッカーの親善試合・FC東京レアル・マドリード戦について、「サッカーはTシャツと短パンでできる競技。野球の方が厳しい」と発言。多くのサッカーファンや関係者から「雨で中止になる野球の方が甘い」「ユニフォームだけで何を判断できるのか」と批判された。また前日には「デビッド・ベッカム(レアルの人気選手)よりこっち(野球)のほうが人気がある」と発言している。
  • 2004年に「アテネオリンピック選手派遣問題」が起こると、各球団の派遣選手数の制限撤廃を訴えた。選手の派遣に消極的だった中日の落合博満監督に「世の中には不公平が付きものだ」と選手の派遣を促したが、当事者の一人であるヤクルトの若松勉監督は「監督を辞めた人だからこそ言えるんだ」と反論していた。
  • 2005年11月12日、井川慶が2004年オフに続きポスティング制度でのメジャーリーグ移籍希望をほのめかしたことについて、「残るというのなら残ればいいし、行きたいと言ってきたら行かせればいいんじゃないかと言っている」と発言。しかし同時に「もっと修行して、技術を磨く方に専念する方がいいんだが」とも語っている。一方、その前日に更新した自身の公式サイトで井川について「チームの中に入ってこない。チーム内の精神衛生を悪化させるだけで、チームにとって本当に大切かということだ」「精神衛生?大事な試合でビシッと抑えていない。優勝したと言ってもファンが認めてくれていないだろう」と、自らの夢の実現に凝り固まった井川を引き留めるのはチームにとってマイナスであると述べ、岡田彰布監督との意見の相違を際立たせている。
  • 星野が監督だった時代から岡田彰布コーチ(当時)との意見の食い違いは頻繁にあったようで、他のコーチ陣も星野派と岡田派に分かれていたと言われている。しかし、星野の前任である野村克也元監督に冷遇された岡田を、次期監督含みで一軍コーチに就任させたのは星野であり、自分が監督を辞めたあとのために、岡田を指導者として一人前に育て上げようともしていた。
  • 2006年4月、オリックス・バファローズ清原和博が、デッドボールに対する報復予告とも取れる発言を行ったことに対し、「清原は内角攻めが苦手だったり、他のバッターがよけられるボールをよけられなかったりするところがあるわけだけれど、それを自分の技術や対応力に帰してものをいうのではなく、『今度当てたら誰でも、命を懸けてマウンドに突っ走ってそいつをぶっ倒す!』なんていうことをいったら、ヤクザと同じでそれは“脅し”だ」と批判している。
  • 2006年6月、村上ファンド村上世彰社長の逮捕について「天罰だ」と発言。これに対し村上側から抗議を受けたが、星野の反論はマスコミを通じて表されていない。
  • NHK総合テレビのプロ野球中継において「巨人が弱くなったのが視聴率低迷の理由だとは思わないか」と実況のアナウンサーに問われ、「その考え方は時代遅れだと思う。巨人さえ強ければいい時代は終わったんですよ」
  • 山本浩二、田淵幸一、大野豊にコーチ就任を依頼する際、大野には「アテネオリンピックでの経験を生かさしていただきたい」とごく一般的な就任要請であったが、山本には「わかってるやろな」、田淵には「行くぞ」だけであったと、山本、田淵両名は記者会見で明らかにしている。
  • 2007年2月9日、京都の「財界セミナー」で『夢と勇気を育む人づくりとリーダーの役割』と題して講演した際、「韓国台湾兵役免除と引き換えにメジャー選手を代表チームに呼べる。日本はそうはいかない」「日本も徴兵制を作ってくれ、といいたくなる」と発言。

略歴

  • 身長・体重:180cm 83kg
  • 投打:右投右打
  • 出身地:岡山県倉敷市
  • 血液型:O型
  • 球歴・入団経緯:倉敷商高 - 明大 - 中日(1969年 - 1982年) - NHK野球解説 - 中日監督(1987年 - 1991年) - NHK野球解説 - 中日監督(1996年 - 2001年) - 阪神監督(2002年 - 2003年) - 阪神オーナー付シニアディレクター(2004年 - ) - 北京オリンピック日本代表監督(2007年 - 2008年※予定) 
  • プロ入り年度:1968年(1位)
  • 英語表記:HOSHINO
  • 守備位置:投手

獲得タイトル・表彰

通算成績

  • 500試合登板 146勝121敗34セーブ 1225奪三振 防御率3.60

監督としてのチーム成績

年度 順位 試合数 勝利 敗戦 引分 勝率 ゲーム差 本塁打 打率 防御率 年齢 球団
1987年 2位 130 68 51 11 .571 8 168 .265 3.64 40歳 中日
1988年 1位 130 79 46 5 .632 131 .258 3.20 41歳
1989年 3位 130 68 59 3 .535 15.5 149 .256 3.68 42歳
1990年 4位 131 62 68 1 .477 26 162 .264 4.26 43歳
1991年 2位 131 71 59 1 .546 3 178 .262 3.59 44歳
1996年 2位 130 72 58 0 .554 5 179 .278 4.01 49歳 中日
1997年 6位 136 59 76 1 .437 24 115 .243 4.33 50歳
1998年 2位 136 75 60 1 .556 4 100 .248 3.14 51歳
1999年 1位 135 81 54 0 .600 120 .263 3.39 52歳
2000年 2位 135 70 65 0 .519 8 111 .266 4.19 53歳
2001年 5位 140 62 74 4 .456 15 98 .253 3.48 54歳
2002年 4位 140 66 70 4 .485 19 122 .253 3.41 55歳 阪神
2003年 1位 140 87 51 2 .630 141 .287 3.53 56歳
※1 1987年から1996年は130試合制
※2 1997年から2000年は135試合制
※3 2001年から2004年は140試合制
  • 監督通算成績 1744試合 920勝791敗33分

背番号

  • 22(1969年~1970年)
  • 20(1971年~1982年)
  • 77(1987年~1991年、1996年~2003年)

関連項目

外部リンク

先代:
渡部司
1970年
中日ドラゴンズ
背番号20番投手
1971年1982年
次代:
小松辰雄
1984年1994年
先代:
高木守道
1986年途中~終了)
中日ドラゴンズ
監督
1987年1991年
次代:
高木守道
1992年1995年途中)
先代:
島野育夫
(1995年途中~終了)
中日ドラゴンズ
監督
1996年2001年
次代:
山田久志
2002年2003年途中)
先代:
野村克也
1999年~2001年)
阪神タイガース監督
(2002年~2003年)
次代:
岡田彰布
2004年~)
先代:
長嶋茂雄
2003年2006年
野球オリンピック日本代表監督
2007年2008年《予定》)
次代:
五輪競技から除外
※カッコ内は監督在任期間。なお、長嶋茂雄時代、長嶋が脳梗塞のため指揮が執れなかったため、中畑清ヘッドコーチが事実上の代行を務めた。
他の言語

Static Wikipedia (no images)

aa - ab - af - ak - als - am - an - ang - ar - arc - as - ast - av - ay - az - ba - bar - bat_smg - bcl - be - be_x_old - bg - bh - bi - bm - bn - bo - bpy - br - bs - bug - bxr - ca - cbk_zam - cdo - ce - ceb - ch - cho - chr - chy - co - cr - crh - cs - csb - cu - cv - cy - da - de - diq - dsb - dv - dz - ee - el - eml - en - eo - es - et - eu - ext - fa - ff - fi - fiu_vro - fj - fo - fr - frp - fur - fy - ga - gan - gd - gl - glk - gn - got - gu - gv - ha - hak - haw - he - hi - hif - ho - hr - hsb - ht - hu - hy - hz - ia - id - ie - ig - ii - ik - ilo - io - is - it - iu - ja - jbo - jv - ka - kaa - kab - kg - ki - kj - kk - kl - km - kn - ko - kr - ks - ksh - ku - kv - kw - ky - la - lad - lb - lbe - lg - li - lij - lmo - ln - lo - lt - lv - map_bms - mdf - mg - mh - mi - mk - ml - mn - mo - mr - mt - mus - my - myv - mzn - na - nah - nap - nds - nds_nl - ne - new - ng - nl - nn - no - nov - nrm - nv - ny - oc - om - or - os - pa - pag - pam - pap - pdc - pi - pih - pl - pms - ps - pt - qu - quality - rm - rmy - rn - ro - roa_rup - roa_tara - ru - rw - sa - sah - sc - scn - sco - sd - se - sg - sh - si - simple - sk - sl - sm - sn - so - sr - srn - ss - st - stq - su - sv - sw - szl - ta - te - tet - tg - th - ti - tk - tl - tlh - tn - to - tpi - tr - ts - tt - tum - tw - ty - udm - ug - uk - ur - uz - ve - vec - vi - vls - vo - wa - war - wo - wuu - xal - xh - yi - yo - za - zea - zh - zh_classical - zh_min_nan - zh_yue - zu -

Static Wikipedia 2007 (no images)

aa - ab - af - ak - als - am - an - ang - ar - arc - as - ast - av - ay - az - ba - bar - bat_smg - bcl - be - be_x_old - bg - bh - bi - bm - bn - bo - bpy - br - bs - bug - bxr - ca - cbk_zam - cdo - ce - ceb - ch - cho - chr - chy - co - cr - crh - cs - csb - cu - cv - cy - da - de - diq - dsb - dv - dz - ee - el - eml - en - eo - es - et - eu - ext - fa - ff - fi - fiu_vro - fj - fo - fr - frp - fur - fy - ga - gan - gd - gl - glk - gn - got - gu - gv - ha - hak - haw - he - hi - hif - ho - hr - hsb - ht - hu - hy - hz - ia - id - ie - ig - ii - ik - ilo - io - is - it - iu - ja - jbo - jv - ka - kaa - kab - kg - ki - kj - kk - kl - km - kn - ko - kr - ks - ksh - ku - kv - kw - ky - la - lad - lb - lbe - lg - li - lij - lmo - ln - lo - lt - lv - map_bms - mdf - mg - mh - mi - mk - ml - mn - mo - mr - mt - mus - my - myv - mzn - na - nah - nap - nds - nds_nl - ne - new - ng - nl - nn - no - nov - nrm - nv - ny - oc - om - or - os - pa - pag - pam - pap - pdc - pi - pih - pl - pms - ps - pt - qu - quality - rm - rmy - rn - ro - roa_rup - roa_tara - ru - rw - sa - sah - sc - scn - sco - sd - se - sg - sh - si - simple - sk - sl - sm - sn - so - sr - srn - ss - st - stq - su - sv - sw - szl - ta - te - tet - tg - th - ti - tk - tl - tlh - tn - to - tpi - tr - ts - tt - tum - tw - ty - udm - ug - uk - ur - uz - ve - vec - vi - vls - vo - wa - war - wo - wuu - xal - xh - yi - yo - za - zea - zh - zh_classical - zh_min_nan - zh_yue - zu -

Static Wikipedia 2006 (no images)

aa - ab - af - ak - als - am - an - ang - ar - arc - as - ast - av - ay - az - ba - bar - bat_smg - bcl - be - be_x_old - bg - bh - bi - bm - bn - bo - bpy - br - bs - bug - bxr - ca - cbk_zam - cdo - ce - ceb - ch - cho - chr - chy - co - cr - crh - cs - csb - cu - cv - cy - da - de - diq - dsb - dv - dz - ee - el - eml - eo - es - et - eu - ext - fa - ff - fi - fiu_vro - fj - fo - fr - frp - fur - fy - ga - gan - gd - gl - glk - gn - got - gu - gv - ha - hak - haw - he - hi - hif - ho - hr - hsb - ht - hu - hy - hz - ia - id - ie - ig - ii - ik - ilo - io - is - it - iu - ja - jbo - jv - ka - kaa - kab - kg - ki - kj - kk - kl - km - kn - ko - kr - ks - ksh - ku - kv - kw - ky - la - lad - lb - lbe - lg - li - lij - lmo - ln - lo - lt - lv - map_bms - mdf - mg - mh - mi - mk - ml - mn - mo - mr - mt - mus - my - myv - mzn - na - nah - nap - nds - nds_nl - ne - new - ng - nl - nn - no - nov - nrm - nv - ny - oc - om - or - os - pa - pag - pam - pap - pdc - pi - pih - pl - pms - ps - pt - qu - quality - rm - rmy - rn - ro - roa_rup - roa_tara - ru - rw - sa - sah - sc - scn - sco - sd - se - sg - sh - si - simple - sk - sl - sm - sn - so - sr - srn - ss - st - stq - su - sv - sw - szl - ta - te - tet - tg - th - ti - tk - tl - tlh - tn - to - tpi - tr - ts - tt - tum - tw - ty - udm - ug - uk - ur - uz - ve - vec - vi - vls - vo - wa - war - wo - wuu - xal - xh - yi - yo - za - zea - zh - zh_classical - zh_min_nan - zh_yue - zu

Static Wikipedia February 2008 (no images)

aa - ab - af - ak - als - am - an - ang - ar - arc - as - ast - av - ay - az - ba - bar - bat_smg - bcl - be - be_x_old - bg - bh - bi - bm - bn - bo - bpy - br - bs - bug - bxr - ca - cbk_zam - cdo - ce - ceb - ch - cho - chr - chy - co - cr - crh - cs - csb - cu - cv - cy - da - de - diq - dsb - dv - dz - ee - el - eml - en - eo - es - et - eu - ext - fa - ff - fi - fiu_vro - fj - fo - fr - frp - fur - fy - ga - gan - gd - gl - glk - gn - got - gu - gv - ha - hak - haw - he - hi - hif - ho - hr - hsb - ht - hu - hy - hz - ia - id - ie - ig - ii - ik - ilo - io - is - it - iu - ja - jbo - jv - ka - kaa - kab - kg - ki - kj - kk - kl - km - kn - ko - kr - ks - ksh - ku - kv - kw - ky - la - lad - lb - lbe - lg - li - lij - lmo - ln - lo - lt - lv - map_bms - mdf - mg - mh - mi - mk - ml - mn - mo - mr - mt - mus - my - myv - mzn - na - nah - nap - nds - nds_nl - ne - new - ng - nl - nn - no - nov - nrm - nv - ny - oc - om - or - os - pa - pag - pam - pap - pdc - pi - pih - pl - pms - ps - pt - qu - quality - rm - rmy - rn - ro - roa_rup - roa_tara - ru - rw - sa - sah - sc - scn - sco - sd - se - sg - sh - si - simple - sk - sl - sm - sn - so - sr - srn - ss - st - stq - su - sv - sw - szl - ta - te - tet - tg - th - ti - tk - tl - tlh - tn - to - tpi - tr - ts - tt - tum - tw - ty - udm - ug - uk - ur - uz - ve - vec - vi - vls - vo - wa - war - wo - wuu - xal - xh - yi - yo - za - zea - zh - zh_classical - zh_min_nan - zh_yue - zu