桂文福
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桂 文福(かつら ぶんぶく、1953年3月31日 - 本名:田中 登(たなか のぼる))は、落語家。上方落語協会会員(2007年1月現在 理事・会誌『んなあほな』編集長)。出囃子は「鞠と殿様」。
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[編集] 人物
東西落語界唯一の河内音頭取り。和歌山県芸能県人会「ワ!つれもていこらーズ」のメンバー。角界との交流も深く大相撲評論家もしており、相撲甚句も得意とする。
ちなみに文福という名跡は過去に数人名乗っており2代目桂圓枝も2代目として名乗っていた。
[編集] 経歴
- 1953年(昭和28年) - 和歌山県那賀郡桃山町(現紀の川市)出生。
- 1971年(昭和46年) - 和歌山県立粉河高等学校卒業後上阪。大日本印刷にてサラリーマン生活を送る。
- 1972年(昭和47年) - 3代目桂小文枝(のちの5代目桂文枝)に入門。
- 1989年(平成元年) - 吉本興業から独立。自身の事務所「文福らくごプロモーション」を設立。(吉本から独立は周囲を驚かせたが、ケンカ別れではなく、円満で独立した様である。)
[編集] 受賞歴
- 1981年(昭和56年) 「第2回ABC落語漫才新人コンクール」審査員奨励賞
- 1983年(昭和58年) 「第11回日本放送演芸大賞」ホープ賞
- 1984年(昭和59年) 「第12回日本放送演芸大賞」ホープ賞
- 1985年(昭和60年) 「朝日放送バイプレイヤー賞」
- 1993年(平成5年) 「和歌山県文化奨励賞」
- 1996年(平成8年) 「和歌山県桃山町民特別功労賞」
- 2001年(平成13年) 「和歌山県桃山町第1回ふるさと文化賞」
[編集] 役職
(上記以外のもの)
- 関西演芸協会役員
- 和歌山出身芸能県人会(紀州つれもて会)会長
- 和歌山刑務所篤志面接委員
- わかやま未来づくり応援団
- 新居浜マイントピア大使
- ボランティアグループ テントウムシ代表理事
- 新撰落語もぎた亭(新作落語グループ)メンバー
[編集] 弟子
[編集] 出典
- 協会員プロフィール:桂文福 - 上方落語協会公式プロフィール
- 桂文枝「あんけら荘」 第六章 文枝一門銘銘伝 文福 - 桂文枝公式サイト内の記事
[編集] 外部リンク
- 文福部屋(公式サイト)